5月27日(月)連携

  朝から暑い。金華山と金花山道(石巻〜山鳥間)について文献と現場で汗だく。「観蹟聞老志」に「陸奥山。今曰之金華山」とよんでいます。金華山は天平勝宝元年(749年)4月1日陸奥国小田郡から黄金が貢献され大伴家持が詠んだ「天皇の御代栄えむと東なる陸奥山に金花咲く」(「万葉集」巻十八)に近世以来結び付けられ産金地であるとする考えが一般的と記してあります。今、閉校となった母校の荻浜小学校校歌「くがね花咲く みちのくの 荻の道草切り開き 」何か出来そうだと思い石巻市教育委員会へ。先に河北新報に報道された『<日本遺産>「みちのくGOLD浪漫」認定 金の産出通じ歴史と観光の融合アピール』とコラボが出来れば・・・。涌谷町で749年、日本で初めて金が産出されてから、東北では独自の金文化が発展した。「みちのくGOLD浪漫」として認定された宮城、岩手両県の5市町は、歴史と観光を融合させたPR活動を3年続けてきた。岩手県平泉町の中尊寺金色堂には気仙沼市と宮城県南三陸町の砂金が用いられた。金は富の象徴としてだけではなく、祈りの対象でもあったという。気仙沼市、宮城県南三陸町、宮城県涌谷町、陸前高田市、岩手県平泉町の5市町が連携した「みちのくGOLD浪漫-黄金の国ジパング、産金のはじまりの地をたどる-」との幅広い連携が大事だ。
 さて、午後からは「ケアカフェinとやけの花」、まちづくり関係の懇談会、夜も地域での懇談だ。季節はずれの暑さ、報道によれば、仙台の最高気温は32.1度を観測し、5月としては「58年ぶりの暑さ」になった。宮城県内は強い日差しと暖かい空気が流れ込んだ影響で、気温が上がった。最高気温は古川で33.3度、仙台で32.1度など平年より10度以上高くなった。仙台で5月に32度を超えるのは58年ぶり。この暑さで、県内では午後5時までに仙台市や大崎市などで合わせて12人が熱中症とみられる症状で病院に運ばれ、手当てを受けたという。

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