6月13日(木)あたりまえに

 生鮮カツオの水揚げが日本一の宮城県気仙沼市で、5月から1カ月近くカツオの水揚げがない状態が続いているというKHB東日本放送のニュース。厳しい経済環境の中、地元の業者への影響を懸念する。去年は6月末までに1233トンの水揚げがあるが、今年は13日までにわずか121トンにとどまっているという。赤道付近の熱帯域から日本に来る群れが例年よりかなり少ない。今年はなぜか三重県の熊野灘沖を中心に漁場ができている。この二つの要因で東北地方にカツオが少ないということになるという専門家の話だ。
 さて、午前中は石巻市議会環境福祉委員会で付託された案件の審査だ。条例3件に補正予算も3件で量が少ない。慎重審議し全議案可決すべきものと決し終えた。「年金だけで老後資金を賄えず、95歳までに2000万円の蓄えが必要」。金融庁の審議会がまとめた報告書について、所管する麻生太郎金融担当相が受け取りを拒否し、宙に浮く異例の事態になっているが、何度も紹介しているが、会津藩士の「什の掟」、「ならぬことはならぬものです」の通り、正しきを踏んだこの国の方向を見出して欲しいものだ。

コメントは受け付けていません