6月19日(水)登壇
本日から一般質問で5名で私は3番目の午後1時に登壇した。傍聴に行きたいと連絡があって、一緒に妻と83歳になる母も初の傍聴にきたのでボルテージが上がった。今回は、市長の政治姿勢「公共交通とまちづくり」について質した。はじめの全文『通告に従い一般質問をさせていただきます。
「依正不二」
昨夜、山形県沖でマグニチュード6.7の地震があり、新潟県村上市で震度6強の揺れを、山形県鶴岡市で震度6弱の揺れを観測しました。被害にあわれた皆様にお見舞い申し上げます。また、今後は、余震が発生する可能性がありますので、十分注意していただきたいと思います。
さて、人口減少、少子高齢化、財政問題と厳しい現状の中で、持続可能なまちづくりが欠かせません。特に、連日のように高齢ドライバーによる痛ましい事故が多発しています。4月に東京の池袋で87歳の男性の乗用車が暴走し、母子2人がはねられ死亡した痛ましい事故は、運転操作ミスが原因となっています。残された遺族の男性の記者会見での訴えは、今後二度と起こして欲しくない思いが心に残っています。さらに、子どもを巻き込み事故も後を絶ちません。5月の滋賀県大津市での園児2人が死亡する事故、公園内の砂場に突っ込み保育士が怪我をする事故、今月の福岡市で81歳の男性の猛スピードで逆行して交差点突入し9人搬送2人死亡事故などなど驚くばかりの事故が起きています。事故が起きると、異口同音に無理せずに免許を返納すれば良かったのになどの声が出てきます。起きた事故を見れば確かにその通りだと思いますが、公共交通が行き届かない地域では、買い物や病院と金融機関に役所へ行くには自動車がツールで、返納するに返納できない状況にあるのも事実であります。よって、返納に踏み切れないという現実を直視する必要があると思います。交通弱者と呼ばれる高齢者や子どもの「足」をどのように確保するかが一つの解決策で大事なことであります。住民バスやオンデマンド、乗り合いタクシーなど取り組んでいるものの万能ではなく対応しきれていないというのが現実であります。このままですと、悲惨な事故がいつ起きるかわかりません。市長は、石巻市の公共交通の現状についてどのような所見を持ち、これからどのように描いていきたいのか。併せてまちづくりをどのように進めて行きたいのかを伺います。』再質は噛み合わず、歯がゆい思いだった。