8月13日(火)洗面
東日本大震災から9回目のお盆を迎えて、焼香。とりわけ、新盆が多い。その中でも、連休中の課題や問題点に対して早速、市役所や市立病院で対応した。その後、午前11時から妻の実家の菩提寺の松巖寺で供養法要。柱ポスターをいただいたが、道元禅師が曹洞宗と共に元祖・開祖となったのは、「洗面」の習慣からだ。『正法眼蔵』の洗面に身と心を清めるためとしている。「身をきよむるは心をきよむるなり 心身をきよむるは国土をきよめ 仏道をきよむるなり」だ。午後からも焼香を開始し、夕方、8月3日から始まって以来、数日間で、日常的に使われていた時報と音色等が異なることで違和感や不快感を感じるなど、時報を元に戻してほしいというご意見をいただくようになり本日午後5時より、元のチャイムに戻すことに致したと連絡いただいた。
さて、この機会に洗面を考え、原点に立ち返ってみたい。夜、日本列島で文字が使われ始めた時期が大きくさかのぼるかもしれません。弥生時代や古墳時代の遺跡から発掘された石が調査の結果、「すずり」と判断される事例が九州北部を中心に相次ぎ、調査に当たった専門家は、紀元前100年ごろから文字が使われていた可能性があると指摘しているというNHKニュース。これにより、弥生時代は原始時代ではなく、文字を持った高度な文化や文明があったと推定される。多くの渡来人が音ずれたからか、興味津々だ。