2月4日(火)立春
昨夜の節分で邪気の鬼を追い払う豆まきの豆が縁側から犬走りのところありました。愛犬が齧って食べた。菩提寺である曹洞宗円通山吉祥寺から毎年「立春大吉」「鎮防火燭」の御札が配られ玄関に貼った。導師に伺いましたところ、「立春大吉」の言葉は曹洞宗の開祖した道元禅師の書から由来するとされ、お正月をお祝いする「立春大吉文」という書の法語が縁起だと言います。本来縁起が良いという言葉だった立春大吉がなぜ厄災を防ぐかは、鬼が悪さをしようと家に入りこもうとした時、「立春大吉」という言葉の書かれたお札が貼られた門をくぐったのですが、鬼がふと後ろを振り返ると全く同じ「立春大吉」の文字の書かれた門が見える。この文字は左右が対象で、縦書きにすると表からも裏からも同じように見えるからだという。この御札と一緒に貼ることがある「鎮防火燭」ですが、漢字の通り、火伏せの意味を持ち、火災などの厄災を除くという意味を持つそうです。不浄火は、火虫のわいた火のことで、火虫が飛びおどると不審火になるから火を汚すなという昔からの信仰があるためで、火を忌みて火の字を水の字のように、または小さく書くそうです。立春という縁起の良い日に、厄災は速やかに立ち去り願いが叶いますようにです。
東京商工リサーチ東北支社が、2019年の東北の企業倒産件数状況(負債総額1000万円以上)をまとめた。件数は前年比13.1%増の405件で、東日本大震災のあった2011の452件以来8年ぶりに400件うぃ超えたと。復興需要の収束や消費低迷が影響した。産業別ではサービス業他が104件で最も多く、建設業86件、小売業75件、卸売業53件と続く。405件の負債総額は812億5,200万円でうち宮城県は139件で275億7,400万円。阪神淡路大震災は1月17日で25年となった。河北新報によれば、公共施設の復旧や都市基盤の再整備に多大な予算を費やし、兵庫県や神戸市は重い財政負担を抱えた。県や市は職員数や給与の削減など行財政改革も進めたが、2018年度時点で県債が約3,600億円、市債も約1,500億円が未返済のままだという。来月11日で東日本大震災から丸9年目を迎え、10年目の復興期間最終年度に入る。昨年3月末まで終えるはずの職員適正化計画も未だに示されていない。先の事例に学び、しっかり対応していかなければならない。
さて、新型コロナウイルス感染症がヒトからヒトへの感染が拡大が懸念される中で、市長を本部長とする石巻市新型コロナウイルス感染症対策本部初会合が石巻市役所庁議室で開催された。新型肺炎に対し関係機関と連携して警戒を強める一方、過剰に心配することなく季節性インフルエンザと同様に咳エチケットや手洗いなどの基本的な感染症対策に努めていただくよう市民に感染予防の徹底と協力を呼び掛けを確認し本日付けでHPにもアップされた。
立春は、新たなスタート、いろいろ多難のようだが、スモールステップアップで、前進だ。