5月9日(土)縁
残念ながら、新型コロナウイルスへの感染が確認され宮城県内の医療機関に入院していた80代の男性が死亡したと発表された。東北地方で感染者が死亡したのは初めてとなる。感染症対策に詳しい東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授は「重く受け止めなければならない。重症化する可能性がある感染症だと改めて認識し、かからない、そしてうつさないことを心がけることが重要だ。東北地方では感染者が減少傾向にあるが、一人ひとりがマスクの着用や手洗いなどを徹底し、事業者側も感染拡大の場とならないような工夫をするなど、今後も油断せずに過ごす必要がある」と話していたとNHKニュース。
さて、午前・午後で新型コロナウイルス対策に関する件でデモブックを使い説明、驚くような縁を感じた。夜も女川町への弔問で不思議な縁の繋がりに感動した。石巻地方は、やっぱり小さな街なのかなと思った。縁から「七日間ブックカバーチャレンジ 4日目」で、『経世瑣言』安岡正篤さん(致知出版社社)を紹介した。かつて地元紙「石巻新聞社」があった時の編集長に「安岡正篤 泳ぎもせず、漕ぎもしないで一生を終わるな」関根祥道さん(三笠書房)をいただき、自分を惜しまず自分を尽くせを学び政治に興味を抱き、安岡正篤さんの「禅と陽明学」など、片っ端から読んだ。とりわけ、この本は、リーダーとしての心構えが凝縮している。時代は大きく変化しても良いことは不変だ。