8月18日(水)破雲雨
日本経済新聞春秋に、「破雲雨」という言葉が載っていた。この用語は正式な気象用語ではない。1889年8月18日から19日にかけて、紀伊半島は台風による豪雨に見舞われた。被災地に残る記録は、「海上から侵入した黒い雲」が山に遮られて降らせた大量の雨について、「”破雲雨”なり」と呼んでいる。もとは香港の気象学者が使い、「まさに天や雲が破れて降る豪雨のこと」を指すそうだ。バケツをひっくり返す程度の比喩では足りない雨の激しさのようだ。午前1時過ぎに暴風雨で、まさに破雲雨のようだった。
さて、市内で用件を済ませ戻って午前10時からの今年度第2回目の小積浜地区『健康相談会』が小積浜集会所で開催された。コロナ禍に十分配慮し、地区民の健康相談(血圧測定)などに続き、「お口の健康について」のテーマで、健口の講話をいただき健口体操。誤嚥防止や健康管理、バランスなどしっかり実施だ。午後からは妻と母と祖母を連れて石巻赤十字病院で2人ワクチン接種。無事に終えて自宅に戻ると、新型コロナウイルス感染症の感染速報。宮城県内では271人が感染、うち石巻市13人。1日の発表としては、これまで最も多かった今月12日の220人を上回り、過去最多となった。東京都内で、5386人、全国では2万3917人で1日の発表として過去最多となった。破雲雨のようだ。夜戦病院など提案もあるが、早い対応を。