6月3日(木)道をつくる

 致知7月号の特集は、「道をつくる」だ。西洋文明が一気に流入した明治維新の日本に、知識人たちを中心に国中が思想的大混乱に陥っていた。日本の伝統的価値観や倫理観が失われようとする中、その流れに楔を打ち、混迷の日本に活路を開いたのが「教育勅語」を起草した井上毅で日本に対する一途ともいえる信念だったという。

 さて、産みの苦しみがある「道をつくる」は、各思いもあって険しい。

「一源三流」という古語がある。
「一源」は誠、誠実、この誠実を源にして
一、汗を流す
二、涙を流す
三、血を流す
の「三流」である。

しっかりと国を含め、道をつくることが必要だ。市民が望む主流に乗って。

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