12月13日(月)金

 恒例の日本漢字能力検定協会は、2021年の世相を1字で表す「今年の漢字」を「金」に決めたことを京都市の清水寺で発表した。「金」は、2000年「金」シドニー五輪での日本代表のメダルラッシュと2012年「金」五輪でのメダルラッシュ、金環日食、消費税増税論議など、2016年「金」リオ五輪に沸き「金」(キン)と、政治と「金」(カネ)問題に揺れたに次いでだ。ちなみに昨年2020年は「密」コロナ感染予防として、3密回避が提唱されたことによる。明るい文字は、良い。さらに、日和山で、老朽化のために解体された神社の鳥居が再建されYouTubeなどでアップされた。鹿島御児神社の参道の入り口にある一之鳥居は、東日本大震災などの影響で亀裂や破損が多く見られ危険であることから5月に解体され、新しい鳥居の建設が進められてきていた。高さ6.9メートルの鉄筋コンクリート製で、大きさは元の鳥居とほぼ同じだが、鉄筋の量を10倍に増やし、地中の基礎も大きくして、震災と同じ規模の地震にも耐えられる強度になっているという。再建事業費用は約1800万円でクラウドファンディングと寄付で賄ったという。年内完成で新しい年を迎えられる「金」の仕事だ。金をとれるよう努力と精進していきたい。

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