10月6日(木)急変

 朝、頗る寒さだと感じたが、追い討ちを掛けるニュース。北朝鮮から合わせて2発の弾道ミサイルが発射されたと防衛省が発表した。いずれも日本のEEZ=排他的経済水域の外側に落下したと推定され、このうち1発は変則的な軌道で飛行した可能性があるという。北朝鮮は9月下旬以降、弾道ミサイルを相次いで発射していて、4日には日本の上空を飛び越える形で発射していた。昨日の危機管理のように厳重に抗議すべきだ。
 さて、小積浜区の土地の件で市役所へ。その後、渡波地区区長会の方とお会いした。「あれ、出掛けていたんではないのですか」と聞かれ、渡波地区区長会に地元議員3人に案内したら内2人は会派の視察で欠席と言うことだったので出かけたのかと思ってましたと。いろいろお話出来た。自宅に戻ると、日本の物価が欧米に比べて安い理由をテーマとした講演会がアメリカ・ニューヨークで開かれとNHK。ニューヨークではコロンビア大学国際関係公共政策大学院の伊藤隆敏教授が「なぜ日本はこんなに安くなったのか」をテーマの講演は思った通りで興味深かった。伊藤教授は東京のラーメンの価格はニューヨークの4分の1と紹介し、日米の金利差の拡大を背景に円安が進んだことに加えて、過去の長い期間、日本でデフレが続いたのに対し、欧米ではインフレが続き、物価の差が広がったと分析、以前マクドナルドを取り上げたと一緒だ。日本が“安い国”から抜け出すには生産性と賃金を上げる必要があると指摘した。まさに、その通りで、国際社会でもしっかり通用出来ることが大事だ。

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