11月24日(木)一喜一憂
河北新報の一面、『サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で、日本代表は浅野拓磨(28)の勝ち越しゴールでドイツに2-1で勝利。ドーハの地につきまとう「悲劇」の言葉を「歓喜」に-。新型コロナウイルス禍でもパブリックビューイング(PV)での観戦は次第に再開。スタンドで、遠く離れた仙台でも凱歌が響いた。』と。各マスメディアでこも逆転劇の報道で嬉しくなったところへ、さらに、ドイツ戦に劇的な勝利を収めた日本代表にからみ、試合会場の清掃活動を自主的に行う日本人サポーターの姿に海外メディアから称賛の声が上がっている。また、国際サッカー連盟(FIFA)の公式ツイッターで公開された試合終了後の日本代表のロッカールームが「美しい」と会員制サイト(SNS)で話題を呼んでいる、歓びが倍加した。
さて、同じ一面に『日本の海や河川の水温上昇といった気候変動により、漁獲量や養殖期間に影響があると都道府県がみている水産物が60品目以上に上ることが23日、共同通信の全国調査で分かった。魚介類や海藻の幅広い品目で、漁獲量減少を中心としたマイナスの影響が大きい。一方、暖水系のブリやサワラが移動するなど「これまでにない魚が取れる」とプラス面を指摘した自治体も多かった。漁業を巡っては、資源減少や漁師の高齢化、漁船の燃料高騰などが苦境の要因と指摘されて久しいが、地球温暖化の影響も深刻な実情が浮き彫りになった。自治体から国に、魚種変化に対する広域調査や財政支援を求める声も相次いだ。』と。気候変動については、これまでもいろいろ指摘していた。昨日のかき祭りでも海の環境の変化について厳しいご意見を伺った。日本代表を率いる森保一監督は歓喜に湧く選手の円陣に加わると「一喜一憂しすぎるな!」「次だぞ!」と強く伝え、その姿に日本のファンから「アツすぎる」「泣ける」「いい監督や」など、反響が続々寄せられたと報道された。何事も次(ネクスト)が大事だ。一喜一憂せず、冷静になって次へ備えて行きたい。