12月16日(金)バックキャスティング

 石巻市議会第4回定例会が、一般質問3人登壇し、全議案可決して閉会した。一般質問の答弁で工藤副市長から「スクラップアンドビルド」要は、収益性や効率性を考えて、採算が悪いものは止めたり閉鎖しないと新しいものに投資したり伸ばせる部分を拡大したり出来ない。『入るを量りて出ずるを為す』が国も市町村も同じだと答弁した。よく故土井市長さんが行財政改革で用いていた言葉だったと思い出していた。閉会後、令和4年石巻市議会 第6回全員協議会が開催され「総合支所長の職階等の見直しについて」で、紛糾して2時間を超えた。平成17年(2005年)合併から平成21年(2009年)に総合支所のあり方調整会議を設置し総合支所改編の検討を開始。当時の思いと変遷を思い出した。平成23年(2011年)の東日本大震災で最大の被災地、復興のため組織が肥大化。平成30年(2018年)総合支所のあり方調整会議を再開。少子高齢化で行財政改革を訴え、職階等の見直しとなった。市長の改革と実効性、渡波副市長への質問、工藤副市長から、感情的にならず議会と行政が将来を見据えて「バックキャスティング」で10年後20年後を考え今すべきことを考えることが大事だと。まさに、その通りだ。議員定数削減と行財政改革の断行により市民サービスの向上を図っていかなければならない。お通夜で焼香し、一呼吸。家で打ち上げ。「現在 過去 未来…」渡辺真知子さんの歌を聴きながらバックキャスティングを考えた。

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