2月2日(木)影響

 日本経済新聞東北経済に『養殖ホタテ稚貝激減-青森・陸奥湾、資源維持危惧の声 「幼生」採集海域拡大へ調整-』が掲載された。養殖ホタテの主力産地、青森県陸奥湾で稚貝の資源量が激減している。低水温などが影響し、ここ10年平均の65%まで減り、親貝も安定生産に必要な水準を大きく下回っている。資源維持のため漁業団体や県は、海上保安庁に利用海域の拡大申請を始めた。ホタテは日本の水産物輸出の主力品だが、輸出にも影響しかねない。
陸奥湾沿岸の10漁業協同組合が漁業者に聞き取った2022年度のホタテ実態調査した内容からだ。海の様子が変化している。宮城県内アカガイ漁が行われている県内の主な2つの海域のうち、仙台湾沿岸では去年12月以降、国より厳しい県の基準を上回るまひ性貝毒が相次いで検出されたため、出荷できない状態が続いている。漁業者からは安全性には問題ないとして、県の基準を見直すよう求める声が挙がっていたことで本日、仙台市で、県や県漁協の担当者など30人余りが出席して対策会議を開き、県の基準について話し合いが行われたことがニュースになっていた。その結果、安全性には問題ないとして、出荷の自粛を求める際の県の基準を緩和することが決まった。新たな基準は1週間ほどの周知期間のあと、運用される。
また、会議では、県の基準の撤廃を求める意見も出たが、県は安全性の保証やブランド力を高める要素となっているとして維持する方針。
 さて、銀行や漁協などの対応を終えて、議会事務局。ちょうど令和5年石巻市議会第1回定例会の招集通知をいただく。いよいよ2月9日に開会され市長の施政方針演説が行われる。その後、会派室で確認。夜は、女川でお通夜に弔問。

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