5月15日(月)アップデート

 皐月も15日。小雨で新緑が鮮やかだ。青葉を眺めて小積浜五十鈴神社へ。正面階段の杉の枝など取り除き、神社。先日の強風で倒木が何本か有った。日本全国各地で地震も多く、平和と安寧を祈願した。その後、小雨から段々強くなってきたが、連絡をいただき女川町塚浜小屋取へ。ちょうど「女川いのちの石碑・小屋取浜」の石碑前。「将来は 小さな子どもに 今を伝える」内容で2017年の建立だ。震災直後に女川中に進学した子どもたちが考えた「いのちの石碑プロジェクト」。1000年後の命を守り、津波の教訓を伝えようと、震災津波の到達地点よりも高い場所を選び、町内の浜の数と同じ21地点に石碑を建てたものだ。小魚と言いながらメバルをいただいた。メバルは、春告げ魚との雅称でも呼ばれる通り、春に旬を迎えるお魚だ。この魚を見ると同級生と毎度届けていただいた先輩達を思い出す。メバルは淡白な味わいが特徴で、早速、ネットで調べて煮付け塩振り焼きの2つにチャレンジ。鱗をとり、鰓と腹から内臓を取り除く下処理でうっかり手に骨を刺してしまった。それでもレシピの通り上手く出来た。
 さて、安寧を願ったように石川県能登地方で5日に最大震度6強、11日には千葉県をはじめ首都圏で最大震度5強など、今月に入って地震が相次いでいる。被災地では余震が続いており、警戒が怠れない。世界有数の地震国に住んでいる現実をあらためて考えさせられる。「太平洋プレート」「フィリピン海プレート」など4枚のプレートがひしめき合う日本周辺ではいつ、どこで地震が起きてもおかしくないとされる。それだけに、普段からの防災意識が対応に差異を生じさせる。常にアップデートしていきたい。

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