11月10日(金)忠犬ハチ公

 日本経済新聞文化面に『忠犬ハチ公 真の物語』生誕100年渋谷の学芸員、遺族らに聞き取り松井圭太さんが掲載。100年前の1923年11月、秋田犬ハチ公が生まれた。飼い主の東京帝国大学(現東京大学)の上野英三郎博士が25年に死去した後、渋谷駅で帰りを待ち続けた美談は有名だが、詳細はあまり知られていない。白根記念渋谷区郷土博物館・文学館の学芸員の私は、細かく調査すべく関係者に聞き取りをしてきたことで上野博士と御夫人の人柄がわかる。上野博士夫婦とハチ公の愛が周囲に広がってゆく愛の物語に喝采。
 さて、娘と母と市内に送り議会会派室で会派要望事項のまとめをして新年賀詞交換会の申込等と水産課等でお仕事。その後、昨日から「第42回黄土展」がナリサワ・カルチャーギャラリーで始まった(12日まで)。元地元の方(現在、東松島市居住)の声を掛けていただき懐かく嬉しかった。恒例の黄土展は、多彩な23点の迫力ある作品が展示され、13人の力作プラス桜坂高の美術教諭大坂祥春さんの作品と前代表阿部統伍さんの遺作2点。是非ご覧いただきたい。母を迎え自宅に戻り、先に申込、認可された宮城県が定める「新・宮城の将来ビジョン」や「新みやぎグリーン戦略プラン」の主要施策として位置づけられている『百万本植樹事業』の苗木が到着。地元小積浜区の植樹作業準備。ドックランの問い合わせと百万本植樹の苗木を見て、朝の忠犬ハチ公がドンピシャりとほくそ笑んでしまった。上野博士は「農業土木学の父」とも言われていたからだ。地元活性化の愛の物語で元活(元気で活力ある)地元にしたい。

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