12月27日(水)ふるさと
日本経済新聞春秋に『故郷は黙って、そこにある。伊集院静さんらしい、帰省のコピーのようだが、自身はめったに帰らず、郷里を憎んでいた。移民の家族は冷たくされ、父は土地の人とやり合い、疎まれた。だが、後年、父の言葉に驚かされる。「やさしい土地、やさしい人たちだった」。人間は依るべき所がないと生きていけない。そう父の思いを感じた。頼ろうが、嫌おうが、デンと黙って存在し、「故郷を捨てる」とわざわざ言わねばならぬほどの引力を持つ』と。私自身も同様に学生生活時に、望郷の念を感じたが、年末年始に帰省する人は2割もいないという。帰る里が無いのか長きにわたる東京一極集中か「ふるさと納税をやめよう」の広告。ふるさとを想う年の瀬で結んであった。
さて、鮎川の牡鹿清心苑へ祖母の面会して古巣の宮城県漁協石巻市東部支所へ。『株式会社グリーンサポート』の支援で宮城県東部振興事務所水産漁港部と宮城県漁協石巻市東部支所のご協力をいただきアラモスポアバックの設置活動の実施。自然分解するスポアバックにアマモの葉片を入れて磯焼け地点に漁協青年部地域により設置。スポアバックを入れ海の森構想(海中造林)の実施で藻場の再生へ風が強い中であったが、実施した。その後、挨拶回り。夜、自宅へ戻る際に満月が綺麗だ。月は蟹座で満月で2023年最後の満月だ。月の引力と満月の浄化力が最も強く働く日。年末の忙しい時期だが今年、最後の満月の日をしっかりと来年の活動へ向けてスタートしたい。いよいよ明日ご用納めだ。