1月5日(金)諦めないで
河北春秋に、『後漢の時代、西暦では100年ちょうどに作られた最古の漢字研究書『説文解字』によると、「震」という字には「劈歴なり、物を振るわすものなり」という訓が与えられている(『漢字のいい話』)。著者の阿辻哲次京都大名誉教授は、劈歴は「晴天の霹靂」と同じで急に激しく鳴る雷を指し、「ふるえる」の意味で使われるようになったのは、「雷鳴に伴う激しい空気の振動から連想されるため」と解説する』と、「72時間」という生存率が急激に下がる時間を過ぎた発災後9日目で東日本大震災の被災地石巻市で発見・救出された29歳男性と祖母のことで能登半島でも「諦めないで」の思いが書いてあった。厳しい局面だが、決して諦めないで欲しい。
さて、訃報広告が掲載され、朝から石巻青果花き地方卸売り市場、午後からの石巻市桃生地区成人式と夜の石巻グランドホテルでの新年賀詞交歓会は御遠慮させて頂いた。ので、関係機関と読書、お墓の納骨チェックなどに費やした。アメリカ・ホワイトハウスの高官は、ロシアが北朝鮮から弾道ミサイルの供与を受け、ウクライナに対して発射したとみられると明らかにしたとNHKニュース。なんともやりきれない。ホットなのは、大谷翔平選手がドジャースとともに能登半島地震の被災者へ100万ドル、約1億4000万円を寄付すると表明したこと。「諦めないで」と13年前に体験した者として祈っている。