1月16日(火)閻魔賽日
『デジタル小作人、米に貢ぐ5兆円 稼ぐ日本「壊」より始めよ』日本経済新聞昭和99年 ニッポン反転だ。さらに、Deep Insightでは『壊せるか、日本の権力格差』2023年は実に極端な1年だった。大谷翔平選手らの活躍によるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)大会で14年ぶりの優勝、将棋棋士の藤井聡太氏による八冠達成があった半面、ダイハツ工業やビッグモーターの不正、旧ジャニーズ事務所での性加害問題など機能不全に陥った組織の弊害が数多く露見した。「上意下達」型の限界に。
さて、きょうは、薮入り、閻魔参り・閻魔賽日、念仏の口開けで、この冬一番の寒さ、我が家から地元は雪がありませんでしたが石巻市内は薄ら雪があった。祖母の手続きで桃生総合支所と産まれた米山町中津山の除籍を取るため登米市豊里総合支所へ。午後からは、女川町生涯学習センターで「第37回石巻地区2市1町特別職・管理職員等研修会」が開催された。講師は、政治アナリストの伊藤 惇夫 氏 1948年神奈川県生まれ。学習院大学法学部卒。1978年から約20年間の自民党本部勤務を経て新進党に移る。その後、太陽党、民政党、民主党の事務局長に就任。2001年退任し、明治学院大学、日本大学非常勤講師、政治アナリスト。著書に『政党崩壊』『永田町「悪魔の辞典」』など)。演題は『政局の動向と日本政治の課題』で、今問題となっている事件で与党の権力にブレーキを掛けたりチェックするのが野党だが機能していない。代わって誰がするのか、マスコミだと思っている。1988年朝日新聞のスクープで発覚した日本の汚職事件であるリクルート事件に次ぐ第2のリクルート事件か(パー兼裏金問題の背景、党内力学と安倍派の行方)、期待薄の政治改革、政治不信が日本の危機を深刻化する、今年の政局・そのポイントは、野党は再生できるかなどあっという間に終了。だったが、朝読んだ新聞のキーワードそのもので、しっかりと対応しないと閻魔様にお叱りを受ける。退路を絶って真摯に対応しないと日本は縮小から衰退へ進む。官民連携して正々堂々挑みたい。