1月17日(水)阪神・淡路大震災から29年

 きょうは、6,434人が亡くなった阪神大震災の発生から29年を迎えた。最大震度7を観測した神戸市では市民らが追悼会場に足を運び、犠牲者を悼んだ。朝は、昨日より暖かい。昨日の寒さが原因か大事に育てていた、メダカが全滅で悲しい。
 さて、依頼のあった件で懇談、いろいろお話しを聞かせていただきいた。その後、市役所で手続きし午前11時20分に移動し石巻グランドホテルへ。第240回石巻五行歌会新年歌会がだが、市長や議長が居たので挨拶。あれ〜。中国領事館や職員の方々で隣の部屋だった。着いて早速、令和6年能登半島地震 でお亡くなりになった方々に黙祷、11首を鑑賞と感想を交わした。震災の思いや孫の暖かな作品に触れ懇親会。午後2時からは、令和5年度性的マイノリティ研修が、石巻市ささえあいセンターで開催。工藤副市長が挨拶し、講師 にじいろCANVAS共同代表 小野寺 真氏、テーマ「私の経験を通して 共に生きるとは〜性の話はみんなの話〜」。講師プロフィールで230万回再生のすご技シャンプーユーチューバーの映像は圧巻。1977年生まれで宮城県仙台市出身・在住で理容室を経営。FTMトランスジェンダーで異性愛者。27歳でカミングアウト。2012年戸籍名を「真紀子」から「真」に変更。2015年から性別適合手術を日本で受け戸籍を女性から男性に変更して2016年に入籍。セクシャルマイノリティを身近に感じて頂くために、カミングアウトをして知ってもらうことの大切さを感じた。場面場面のヒストリーは、実体験の葛藤や悩んでの告白は壮絶だ。しっかりと対応できるように門戸を広げたい。早めに移動して弔問し夕方、宮城県漁協石巻市東部支所へ。日本経済新聞春秋に「被災地リレー」が書いてあった。助けてもらった恩を、別の被災地で返す。見ず知らずの人々への返礼を求めない贈与だ。そう、民間の善意と知恵を生かす共助のあり方が問われる。

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