2月16日(金)教育
花粉か10数年振りの風邪か、ハウスダストの影響か鼻声と鼻水が止まらない。ダイヤモンド社の「子どもの教育」を読んでいると、『「米国の大学では、『So what?』(だから何?)と毎日のように聞かれ、教え子たちは深い思考を求められることに驚き、これではあまり勉強しない日本の大学はかなわないと実感するという。英語を話せばグローバルというわけではない。異文化理解、いわば、その国の歴史や文化を学ぶことが最低限必要だ。グローバルな社会で生きるというのはそういうことだ。先日講演で行った東大では、Purpose(目的意識)や意志のない学生を大勢目の当たりにした。本校の生徒には、何より目的意識を持って学んでほしい。“資格としての大学”なら行かなくてもいいよ、と言い続けている」。自身も海外で育ち、グローバル社会を体験してきた日野田校長の言葉には説得力がある』と。続いて、同誌の国際バカロレアに注力する「開智学園」、次の課題とは?も衝撃だ。先月、会派会議で国際バカロレアの紹介をいただいたばかりで新鮮だ。人口も増えますし、町づくりの一環として活性化すると。ただ、県との関係では時間がかかった。条件として、「他ではやっていないような特色のある教育で新しい需要を喚起するなら」ということで、「国際バカロレア(IB)をやります」と答え、生徒の主体性を重視するという点、探究型学習は、開智小学校では最初から導入していたし、授業評価を小学生にもやらせていた。というから驚きだ。きょうは、地元でWell-being(ウェルビーイング)について議論があった。Well(よい)とBeing(状態)が組み合わさった言葉で、「よく在る」「よく居る」状態、心身ともに満たされた状態を表す概念ということだ。教育も実態と変化に対応した在り方が重要だとつくづく思った。
さて、市役所から同級生の会社の春フェアと懇談し「佐藤ひらりコンサート」のお願い。午後からは、施政方針に対する質疑・ヒアリングが、第1・第2委員会室で開催された。ニュー石巻、石巻颯の会、公明会、日高見会の順で行った。控えながら会派研修などで意欲満々。切磋琢磨に希望が見える。