3月2日(土)佐藤ひらりコンサート
日本経済新聞春秋に自民党政治資金問題が書いてあった。「善処する」「取り組んでいる」で済ます。常識的事実ばかり羅列する。脈絡が不明瞭な答弁を繰り返す――。お察しの通り、政治家の話である。ただ印象論ではない。福岡工業大の木下健准教授らがかつて詳しく分析したのだ(「政治家はなぜ質問に答えないか」)。2010年代前半を対象に、テレビインタビューの発言を大量に解析した研究である。正面から答えないレトリックが目立つ傾向を、統計的に明かした。政権幹部が自らお意見をあまり明確にしない実態も見えそうだと。
さて、2月から準備を進めていました『佐藤ひらりコンサート』が、こもれび降る丘遊楽館で無事終了することができた。開会のご挨拶をさせていただき(ト音記号と五線音符ネクタイでのぞみ)、14曲(佐藤ひらりコンサートの曲、1.Jupiter、2.Lovin’ you、3.愛燦燦、4.ほめられて伸びる行進曲、5.うれしいひな祭り・さくら、6.expect、7.パレアナ、8.ツバメ、9.なないろの夢、10.想望、11.月灯、12.パプリカ、13.令和、14.アメイジング・グレイス を終え、アンコール曲の千本桜で全15曲は圧巻で感動。盲目のシンガーソングライターの歌声は、さらにバージョンアップし、透き通った高音の伸びやかは力強くとても素敵でした。はじめて会った10代、その時から日本のスティービーワンダーになりたい。福祉じゃなく認めて貰って調べたら全盲だったんだとなりたいとお話ししていました。大学卒業後アメリカに行くことになっており、目の前にあり、きっと叶う。感謝。ひらりさんの歌声のようにしっかりと心に染みる純粋な声を発して欲しい。