3月3日(日)苦難
河北春秋に昭和三陸津波について書いてあった。『山下とみ子さんは11歳の時、石巻市雄勝町の自宅で昭和三陸津波に流された。「何だか冷たいやら、苦しいやら、体が水の中につかって訳が分からなくただアップ、アップともがいているだけでした」。1933(昭和8)年3月3日午前2時30分に地震が発生。津波が岩手、宮城の三陸沿岸に死者・行方不明3064人の大惨事をもたらした』と。結びに『体験記はこう結ぶ。三陸は津波常襲地帯。何度被害に遭おうと、上書きしてはいけない思いがあると知った』。まさにその通りだと思う。
さて、第54回宮城県消防操法大会石巻市消防団結団式が石巻市防災センター午前10時45分から挙行された。大会は6月2日に行われる。選手入場、齋藤石巻市長告示、後藤石巻市消防団長訓示、出場選手紹介、激励の言葉(石巻市議会議長、石巻地区広域行政事務組合消防長、宮城県消防協会石巻地区支部長)、来賓紹介、操法訓練指導員紹介、選手決意表明、がんばろう三唱(石巻市消防団石巻地区団長)、石巻市消防団石巻地区副団長の閉会の挨拶で終えた。是非、優勝の栄冠を勝ち取っていただきたい。また、備えあれば憂いなし、三陸は津波常襲地帯、災害いざという時に実践出来るのは日頃の練習の成果だ。夕方、かき養殖でタネかき死滅の現状等を伺う。夜は、ひな祭り。