3月6日(水)調律
日本経済新聞文化面に『「奇跡のピアノ」音色を復活』東日本大震災や熊本豪雨 被災後に修理し未来につなぐ 遠藤洋さんが、書いていた。「ああ、これは直らないな」。初めてそのピアノを目にしたとき、そう思った。東日本大震災が東北を襲って約2カ月後、福島県いわき市の旧豊間中学校の体育館の中央には、グランドピアノが置かれていた。津波で被災し、海水にどっぷりつかっていた。約13年前、のちの「奇跡のピアノ」との出合いだ、と復活したピアノは2011年の大晦日にNHK紅白歌合戦に貸し出したことで有名になった。先日の『佐藤ひらりコンサート』で、調律師さんが調律「441」ピッチで作業しているのを見て音色の微妙な違いを丁寧に行っていく。ちなみに普通「442」のピッチだが、「441」にすると少し低音になるようだ。会場に合わせ、高温の伸びが素晴らしいひらりさんに合った調整、メンテナンスは欠かせない。
さて、心配した雪も霙から雨。本日は、鹿立の五十鈴神社祭典へ寄り午前9時から会派室で、通告の整理と保健福祉委員会の傍聴。その後、メンズカーブスで運動し午後から整理。自宅に戻り調律の音感に改めて凄さを感じた。