3月24日(日)環流

 日本経済新聞を読んでいると「リパトリエーション」の用語。きょうのことばに解説が、企業や個人などが海外で保有している資金を国内に戻す資金還流。もともとは人や物などの「本国への帰還」を意味する言葉で、略して「リパトリ」と呼ばれることが多い。資金還流が生じると大量の外貨売り・自国通貨買いが生じるため市場では自国通貨高要因として意識される。05年にブッシュ米政権は企業が国外利益を米国内に送金する際の税率を35%から5%程度まで引き下げる大幅減税を1年限りで実施。ドル高が進んだほか企業による株主還元拡大が意識され株価も上昇した。17年にトランプ政権も減税を進めたが恒久的な措置だったことから駆け込みの還流は少なく、ドル高効果は乏しかった。11年3月に発生した東日本大震災では保険会社が多額の保険金を支払ったり、企業が資金を確保したりするために海外で保有する外貨建て資産を国内に戻すという思惑が広がった。震災直前に1ドル=82円程度で推移していた円相場は10月に75円台と史上最高値をつけるなど大幅な円高が進んだ。もっとも実際には保険会社や企業による資金還流はほとんど観測されていないと。実際、一面のチャートは語るで、『消える昼の買い、4年連続「円安」に 企業利益が海外滞留』で、次の3点がポイント。①マイナス金利政策の解除後も円安が進行、②円高傾向の東京時間も近年は円売り優勢、③日本企業の海外法人の内部留保は48兆円に。結びに、官民一体の長期的な取組みなしに「昼の円買い」復活は見込みにくいと。
 さて、「おながわ春のまつり2024」に女川町まちなか交流館特設野外ステージに。天気に恵まれ、須田町長・伊丹副町長とご挨拶しステージショータイムで女川実業団、梶原あきらさんのショー、女川ダンススクールなど盛りだくさんを見て、津波避難の基本は高台へ逃げる「津波伝承女川復幸男」の御利益に今年もチャレンジ。その後、おながわ春まつり2024、飲食・物販テント&キッチンカーに人がいっぱい。石森会長と助さん角さんから久しぶりに伊藤聖子さんとお会いしランチタイム。午後からマルホンまきあーとテラスへ。昨日に引き続き、第28回石巻芸術文化祭第14回石巻市合同文化祭。昨日体験出来なかったお茶と2階での展示と舞台を午後1時10分から4時20分まで鑑賞。自宅に戻ると父方叔父と従兄弟達の来客でいっぱいだったと。皆様、お疲れ様でした。

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