4月22日(月)人工

 日本経済新聞春秋を読んで笑ってしまった。あんなに長い地下鉄の車両を一体どこからどうやって地面の下に入れたのか。「考えるとまた眠れなくなっちゃう」は、昭和の漫才コンビ「春日三球・照代」の有名なギャグだ。近ごろ、このフレーズがぐるぐると頭のなかを巡って困っている。お題はデータはどこへ?原稿を書いて保存する。その文字データはどこに行ったのか。昔なら端末本体のメモリーに記憶され、いつでも「物」として取り出している実感があった。今はクラウドというどこか遠いところにあるそうだと。Facebookの思い出機能に昨年から10年前の投稿が見れた。何とも昨日の如く感じる。先端技術移転の進歩は激しい。結びに『人工知能(AI)やブロックチェーンもそうだが、現代の高度なテクノロジーは一般人が肌感覚で理解できるレベルを超えている。また保存ボタンを押す。この原稿もちゃんとどこかに収まってくれたか。考え出すと眠れなくなる』と。
 さて、宮城県の水産漁港部で陸上養殖や水産物の輸出などで懇談し、地方振興部で地域再生コミュニティ再生支援で協議。タイムリーに春秋の裏面に、『プラ汚染防止へ国際条約 政府間交渉 生産制限など3案が軸』が掲載。海洋などで深刻な汚染を引き起こしているプラスチックごみを減らすための政府間交渉が23日から本格化する。プラ生産の制限を含む3案を軸に議論し、年内に国際条約の合意案をまとめる。汚染防止につながる一方で、石油化学など産業界の一部に大きな影響を与える可能性がある。世界のプラスチック生産量はこの20年で2倍となった。年間2200万トン以上のプラスチックが流出して海岸や河口にビニール袋など大量のプラごみが集まるなど汚染は深刻だ。懇談した陸上養殖も海洋環境の変化が著しいところに起因する。地球環境問題に世界各国が取り組まなければならない。そこへ、北朝鮮から少なくとも1発の弾道ミサイル EEZ外落下とみられると。防衛省によれば、本日午後3時ごろ、北朝鮮内陸部から少なくとも1発の弾道ミサイルが北東の方向に発射された。ミサイルは最高高度がおよそ50キロ、飛行距離がおよそ250キロ以上で、朝鮮半島東岸付近の日本のEEZ=排他的経済水域の外側に落下したと推定されている。この発射による船舶や航空機への被害の情報はないと。北朝鮮がことしになって弾道ミサイルを発射したのは、4月2日以来、4回目で、防衛省が情報収集を進めるとともに警戒と監視を続けていると。拍車がかかる。

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