4月23日(火)再考

 日本経済新聞に『国の基金8割に「廃止警告」 政府方針5400億円を国庫返納 15事業廃止決定』と。政府の行政改革推進会議は22日、国費の無駄遣いが指摘される基金の改革方針を決めた。全200事業の8割にあたる基金は新規予算をつける際に運用実績を検証し、成果が無ければ廃止になると「警告」する。事業の執行状況も精査し、およそ5400億円を国庫に返納する予定だ。政府は岸田文雄首相の指示に基づいて152基金、200事業の管理体制や歳出状況について点検を実施してきた。今回の改革方針によって支出が管理費のみになっている11事業は24年度中に廃止する。経済産業省の「省エネルギー設備導入促進基金」の2事業などが含まれる。23年度事業が終了していた4事業と合わせて合計15事業の廃止が決まっていた。基金は原則として10年以内に終了とするとのルールも定めた。廃止を決めなかった185事業のうち32は災害対応などのため毎年一定額を基金の形で積み立てておく必要があると判断し、当面は存続させる方向となった。設置期限が来れば成果の検証を経て延長や廃止など今後の対応を決める。残りの153事業は新規の予算措置を最長で3年分程度とするなど。これまで必要性の低い基金の温存が指摘されていた。同様に石巻市も基金が多く財政調整基金や東日本大震災復興交付金基金など改正対象外も含めた24基金があり、残高は、前年度末時点で約320億円。当市も規模ありきで膨らんできた。再考する必要がある。
 さて、予想外に朝から雨。少し頑張って日課を終えて午前中は整理。その後、懇談してメンズカーブス。偶然、「SHIMINのHALLやすらぎ」のイベントに。初めてご挨拶した、くりはらおむすびさんのおむすびが既に完売。せっかくなのでおむすびにShimaさんも参加してパチリ。午後から市役所。夜、石巻市が発注した下水道工事をめぐる官製談合事件で、市は、社員が逮捕された市内の土木工事会社について、「入札審査委員会」で議論した結果、「極めて悪質で社会的影響が大きい」として、最も長い2年間(今月10日から2年間)、市が発注する公共工事の入札に参加できなくする指名停止にしたというニュース。

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