6月29日(土)推し

 日本経済新聞データで読む地域再生に『ラーメン、まちに熱気 山形市「推しメン」紹介サイト』が掲載。ラーメンを地域活性化の起爆剤にしようという動きが広がる。国内でラーメンを提供する店舗は2万店超。訪日客からも人気があり、観光誘客など波及効果に期待する自治体は多い。人口あたりの店舗数が全国最多の山形県は、独自の麺文化を前面に出して地域のにぎわいにつなげる。国の経済センサスによると、2021年の中華料理店の市場規模は約1兆3700億円で、ラーメン店が半分程度を占めるとみられると。東北版では『人口あたりのラーメン店数が全国最多の山形県や3位の秋田県など東北地方はラーメンが地域活性化に果たす役割が大きい。総務省の家計調査でも中華そばの支出額(外食)は山形市が全国1位で、仙台市が4位、福島市も5位に入る。自治体や人気店、常連客が手を携え観光客の胃袋をつかんでいる』と。ラーメンの食文化の奥は深い。
 さて、妻と登米市豊里公民館へ。入り口に大きな釜神様が見守っている。釜神様は、家(家族)の守り、商売繁盛、開運、悪霊退散、家族の仲間として古くから祀られてきた。古来より宮城県と岩手県南部地方の限られた一部地域だけに伝わって来たと。午前10時から令和6年度「親なきあと」講演会が登米市豊里公民館で開催。登米市社会福祉協議会 千葉博行 会長挨拶、講演「障害のある人のための成年後継制度」講師:「親なきあと」相談室 主宰 渡部伸 氏。障害のある子が「親なきあと」も安心して地域で生活でき、人生を全うできるように、「親あるあいだ」にできる準備など親なきあと相談室を主宰。成年後見制度の基本理念は素晴らしいが、若い障害者には向いていない?(後見監督人がつくとお金が必要)。成年後見人って何をする人かなどQ&A方式で9割近くは親族後見人、不正の問題、費用は本人に財産の額で後見人報酬、家族信託、障害者扶養共済制度、法人後見人などわかりやすく講演。親がいなくなった後、障がいのある子どもはどうなるのかを考えること「親なきあと」は、家族にとって避けて通れない悩みの1つだ。これまで幾度か講演会を開催したりしたが、制度変化に注視しつつ地域とのコミュニティ強化など感じた。講演の後、質疑応答、登米市手をつなぐ育成会 佐々木健之 会長の閉会挨拶で終えた。豊里の帰り、CAFEユーカリで一汁九菜プレートのランチとコーヒーをいただき、買い物して帰宅。午後3時過ぎに鮎川へ行くとユーカリで高校の同級生に会ったが、ここでも会って懇談。その後ニューさか井へ。石巻市消防団が宮城県消防学校で開かれた第54回宮城県消防操法大会でポンプ車操法と小型ポンプ操法の2種目で優勝。報告会が午後6時から石巻グランドホテルで開催されるが、生憎、出席出来ないので、SNSで10月12日の利府町の宮城県総合運動公園で開かれる全国大会へ向けて頑張ってと発信。さか井で打ち合わせし、浜へ行こう!実行委員会の「ラーニング・ジャーニー合宿@石巻・女川〜」で、研修プログラム、リーダー育成プログラムでの講演です。この目的は、『社会変革やリーダーシップを学ぶ人たちが、社会課題のリアルな現場に出かけ、社会の現実をみつめると共に、自らの心の声に耳を傾け、志を新たにするとともに社会へ貢献するための心構えや戦略について考えることです。旅先で出会う語り部の方たち、あるいは共に旅する人たちと深い対話を重ねることで魂を磨きます』に沿って、今なおいつどこで起こってもおかしくない震災、それに続く復興の体験について振り返りのお話をした。お疲れ様でした。

コメントは受け付けていません