7月3日(水)新紙幣

 日本経済新聞春秋に『「耳をそろえてカネを返せ」というときの耳とは、大判小判の縁を指すそうだ。江戸時代、縁を削って金をかすめ取る不届き者がいた。目方の減った小判をつかまされたらたまらない。削り跡がないか、念入りな確認が要る。そんな事情から生まれた言い回しだという。慶応大名誉教授の利光三津夫さんの著書「古貨幣七十話」に教わった。通貨の歴史は偽造の歴史でもある。教科書でおなじみの和同開珎は708年の登場だが、早くも翌…』と。本日、20年ぶりとなる新しい紙幣が発行され各メディアが取り上げていた。日銀の植田総裁は式典で本日、1兆6000億円の新しい日本銀行券を世の中に送り出す予定であると。一気に自販機の変更などキャッシュレス化の進展に拍車を掛けるかも。とは言うものの海岸のように紙幣偽造の有無を確認するよりという理由で電子決済が進んだのとは訳が違う。今回はさらに新紙幣は画像が浮かぶ世界初の3Dホログラムにコピー不可の微細文字だそうだ。キャッシュレスいかに。いずれお金は信用度だ。
 さて、議会事務局のメールボックスに石巻市東日本大震災復興記録誌が、届けてあった。408ページにわたる記録だ。一通り目を通して、2011年からの各シーンを思い出した。あれから13年4ヵ月になろうとしている。記録と共に検証は、大事だ。その後、12年振りに石巻地方広域水道企業団議会へ。午前10時から議会運営委員会で議運委員長の選任や、午後1時30分から第1回臨時会の会期や議案を協議、その他として企業団議会の議員研修と研修視察日程が示された。閉会後、同僚議員と懇談しメンズカーブスへ。ランチを食べ、臨時会。議事日程の通り提出議案4議案全て原案通り可決して閉会。夕方、同級生のご母堂様のお通夜へ。夜は溜まってあった分の整理。

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