8月13日(金)初盆

1月に亡くなった祖父の初盆と言うこともあって朝から焼香に訪れる方々あり大変ありがたいことだ。精霊棚を前に近所から仙台や千葉など甥・姪など先祖を敬い合掌することは良いことだ。この宗教心や感謝する心が希薄になっていることが最近の事件などが起きる原因ではないか。心の拠り所や地域コミュニティは和の心を持つ本来の姿だ。夕方には息子たちも帰省し賑やかに。
さて、「告白」や「少女」などの作品を描いた著者が衝撃の家族小説を描いた。「夜行観覧車」湊かなえ(双葉社)を一気に読む。エリート一家で起きた父親が被害者で母親が加害者の設定で進行する事件は、彼女の独特の手法で読者を引きつける。家族のあり方に一石を投じ胸が痛む作品だ。初盆に改めて考えた。

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