9月12日(木)偏在
日本経済新聞Deep Insightに『地方での出産を守れるか』秋田県北部の北秋田市民病院は前身の私立病院を含め、戦前から約90年間、地域の出産を支えてきた。その産婦人科が2024年度で分娩の取り扱いをやめる。15年度には分娩の取り扱いが114件あり、このうち41件は里帰り出産だった。19年度から産婦人科の常勤医師が2人から1人に減り、里帰りの受け入れをやめると取り扱いが急減した。22年度には33件まで落ち込んだ。分娩から撤退するのは、少子化で出産が減ったことが直接の原因ではない。決定打は助産師の不足だという。現在8人いる助産師は2024年度末に3人離職する予定で、新たな助産師を確保できる見通しがまったくたたない。24時間体制で分娩に対応することが難しくなる。他の地区の事例も同様だ。先の本会議で石巻市も民間1と日赤の2病院だけで、病院長に尋ねたが、派遣も日赤に集中し現在対応できていると。少子化といいつつ、地域で安心して出産できる体制なのか、厳しい。
さて、昨日の環境教育委員会に次いで本日は保健福祉委員会を聞き、銀行を経由して魚類研究家 座間 彰 「お魚あれこれ絵画展」が開催されているカフェヌーンへ。9月29日(日) 午後5時まで。お魚のほかにもいろいろ人物像など楽しめる。自宅に戻ると、自民党総裁選挙の10時からの立候補の受け付けで9人の候補者の代理人が20人の国会議員の推薦人名簿などを添えて届け出を済ませた。抽せんの結果、届け出順は、高市経済安全保障担当大臣、小林鷹之氏、林官房長官、小泉進次郎氏、上川外務大臣、加藤元官房長官、河野デジタル大臣、石破元幹事長、茂木幹事長の順に決まった。候補者の数は1972年に推薦人を必要とする仕組みが導入されて以降、過去最多となったと報じていた。9人は、党本部で行われる立会演説会に臨み、本格的な論戦がスタート、各局に揃って出演していた。国会議員の投票は今月27日に党本部で行われ、前日26日までに投票が締め切られる「党員票」とあわせてその場で開票され、新しい総裁が選出される。続いて、スッキリの大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が11日のカブス戦で47号ホームランを打ち(47盗塁)、自身が持つ日本選手のシーズン最多ホームランの記録を更新。前人未到のホームラン50本、50盗塁の「50-50」へ。