10月6日(日)原点

 河北新報社会面に『カキの温湯処理 一石三鳥 生産量増 品質向上 環境保全』が掲載された。三陸沿岸のカキ養殖漁場で、成育中のカキに付着した生物を取り除く「温湯処理」が生産量増加と品質向上、海の環境保全に役立っていることを、東北大の坂巻隆史准教授(環境生態工学)らの研究グループが実証した。坂巻さんらは「漁師の知恵が『一石三鳥』の効果を産んでいる」と表現すると。1982年(昭和57年)漁協に就職した時に既に温湯処理を実施していた方々が多く居て、品質管理の徹底を図っていた。原点に立ち返れということか。
 さて、午前10時から第23回港湾感謝祭が石巻港大手ふ頭で開催。オープニングであいにくの雨、齋藤市長・宮城県知事代読の挨拶、伊藤信太郎衆議院議員祝辞、花束贈呈・餅まきなど終えて、海上自衛隊の護衛艦「せんだい」、株式会社丸本組の非航式旋回起重機船「第七十七幸丸」の2隻の見学会に大勢の人。護衛艦「せんだい」は、能登半島沖地震でも災害派遣活動に参加している。店舗を周り1時間ほどで仙台へ。三陸道春日パーキングで、閖上復興祭へ向かう市内の方々と偶然会ってお話し、お昼過ぎに「ほやフェスティバルin 仙台2024」の会場の勾当台公園に到着。雨は止んでおり、宮城名物「ほや」をテーマにしたフェスティバルで、ほやグルメ、ほや釣り、ほやファッションコンテスト、ライブパフォーマンスなど盛りだくさん。大勢の人・人で列が今か今かと待っている状態。萌江ちゃんやお母さん、石森会長のブースも列がいっぱいで、グランプリのほや焼きそばが頼めず。ほやフェスから息子の家へ。来週からオランダのエイントホーフェンで開催の「PICサミットヨーロッパ」へ行くと。フォトニックチップは、フォトニック集積回路(PIC)とも呼ばれ、光の力を利用して、エネルギー効率が高く、より速く、より正確なマイクロチップを作成するらしい。基調講演をフィーチャーした豊富なプログラムを提供し、グローバル産業の未来について議論するという。何のこっちゃ?気をつけて行ってらっしゃい。と思いつつ、原点の大事さ、基礎の大事さを痛感。夜、戻ってきてお通夜へ弔問。

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