10月23日(水)青森県八戸圏域水道企業団視察
午前8時、石巻地方広域水道企業団議会議員研修会で、企業団事務所出発して青森県八戸市へ。八戸圏域水道企業団の視察。八戸市を中心とする圏域の水道事業体では、改正水道法(昭和52年)による広域化促進の制度を活用することなど、将来水源の確保と経営の安定化を目指し末端給水型を目標とする『八戸圏域水道事業促進協議会』が設立され、国、青森県の指導のもと、構成団体とともに様々な活動を展開し、企業団創設へ。最終的には、促進協議会から田子町、新郷村、倉石村は当面参加しないことになりましたが、世増ダム(新規水源10万㎥)に共同で参画するため、1市8町2村の11市町村の水道を一つにまとめた八戸圏域水道企業団が昭和61年4月にスタートした。ビデオで八戸圏域水道企業団の概要等を見せていただき⑴水道事業経営について、⑵防災対策のついてご説明いただいた。経営の効率化及び経営健全化等への実施した取り組みとして、財政収支・官民連携・施設更新。水道ビジョンの策定状況と考え方について、「第4次水道事業総合計画〜はちのへ水ビジョン2019」(総務省)を策定、「新水道ビジョン」(厚生労働省)と「経営戦略」を包括し八戸圏域における今後50年間を見通しながら、令和元年から基本目標を基本理念「地域の水を守るため進化し続ける八戸圏域水道」とし新水道ビジョン「安全」「強靭」「持続」「連携」の4つの視点で設定。災害発生に備えての対策について、初期対応・広報・応急給水。老朽化施設の更新、施設の耐震化、災害対策への取り組みについて、「施設耐震化計画を基本とし、耐震補強・更新、「管路耐震化計画」と併せて、重要度周囲の影響度、老朽度等の優先評価に基づく更新優先順位に沿って進める。災害対策と近年の主な取り組み、災害時の初動体制を強化、危機管理のための災害対策マニュアル及びBCPの見直し、早期復旧に向けた各種訓練の実施(応急給水水弁)。研修後、白山浄水場を見学・説明いただいた。