10月24日(木)北海道函館市

 石巻地方広域水道企業団議会議員研修会2日目、午前8時にドーミンイン本八戸を出発して北海道函館市企業局へ。函館市は,渡島半島の南東部に位置し,東・南・北の三方を太平洋・津軽海峡に囲まれ,西は北斗市・七飯町・鹿部町と接している。人口は、237,285人(令和6年(2024年)9月末現在)。市域面積は、677.87平方km。7階の企業局へ。企業局では、管理部、上下水道部、交通部の3部体制のもと、水道・公共下水道・交通(軌道)の3事業を経営している。企業局のミッションは、地方公営企業として、「安全で快適な市民生活の向上や地域の発展に貢献するため,健全な経営のもと,各事業におけるサービスの 提供を続けていくこと」。企業局が経営する各事業においては、人口の減少などによる収入の減少や施設更新需要の増加など、取り巻く環境は厳しいものとなっているが、将来にわたって市民が安心・満足できるサービスを安定的に提供していくために、組織が一体となって「函館市上下水道事業経営ビジョン」・「函館市交通事業経営ビジョン」に基づ き健全な経営のもとで、各種施策を実施しいる。水道事業は、明治22(1889)年に横浜に次ぎ日本で2番目の近代水道として給水を開始して以来、市勢の発展に伴い現在まで6次にわたる拡張事業を実施し、良質な水の安定的な供給に努めてきた。「函館市上下水道事業経営ビジョン」の中間見直しを行い、引き続き持続可能な経営基盤確立を図り、SDGsの視点を反映し主要施策との関連性を明確に取り組んでいる。⑴水道事業経営について、⑵防災対策のついてご説明いただいた。経営の効率化及び経営健全化等への取り組みでは、経営状況給水収益は減収傾向(毎年4,000人規模で人口減少)、経営指標の推移、取り組み(公民連携:DBO)・検討事例、水道ビジョンの策定状況と考え方、ビジョンの策定状況、ビジョンの考え方、『信頼でくらしを支え、未来へつなぐ水のみち』⒈くらしを支える上下水道、⒉災害に強い上下水道、⒊信頼される事業運営、⒋環境対策の推進の4つの基本方針で取り組みを進める。災害発生に備えての対策について、初動対応、広報活動、応急給水等。老朽化施設の更新、施設の耐震化、災害対策への取り組みについて、老朽化施設の更新、施設の耐震化、災害対策。質疑応答ののちに議場を見せていただき終了。
 ホテルに戻り時間があったので、後藤議員・大森議員・我妻議員と旧イギリス領事館と旧函館館区公会堂など散策。
 

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