11月4日(月)歴史堪能
朝、河北新報1面の見出しで『女川原発2号機 原子炉停止 機器トラブル発電再開を延期』でびっくりした。東北電力は4日、再稼働後に機器のトラブルが起きた女川原発(宮城県女川町、石巻市)2号機の原子炉を停止したと発表した。機器を点検し、トラブルの原因を調べる。東北電は4日午前2時から原子炉に核分裂反応を抑える制御棒の挿入作業を始め、同日午前8時36分に原子炉を停止したと。しっかりと原因究明を行なって欲しい。
さて、ご案内をいただきながらなかなか行けなかったが、9時30分に、リニューアルオープンしたサン・ファン館へ。月浦から使節船が出帆するシーンが立体で体現、半球状の展示物に世界地図や航海の過程を映し出され映像のほか音声やナレーションがグッド。木造復元船に比べると4分の1サイズの復元船では対抗できないが、ARで船の構造や帆を張った様子をスマートフォンなどで見られる。特別企画展「ローマへの遠い旅-高橋由貴彦写真展-」。石巻市出身の写真家・歴史研究家で、故人の高橋氏が1970年代に慶長遣欧使節の旅をたどって撮影した風景写真の展示。あっという間の1時間30分。文化歴史を堪能しながら多賀城へ移動。創建1300年を迎えた国の特別史跡「多賀城跡」に南門復元、公開が本日午後3までの期間限定というので(どうも期間限定に弱い)見学。併せて、東北歴史博物館開催中の『特別展「多賀城1300年」』を見学。先に、石巻市博物館で企画展「牡鹿柵、桃生城と海道の蝦夷の反乱」で多賀城碑の拓本も展示されていた。今回、より深くヤマト朝廷の律令国家の拡大とエミシ社会との関係がリアルに伝わって来た。来月15日迄の開催。来れて良かったと思つつここでもあっという間に1時間以上要した。帰りながら石巻市河南地区へ。第3回河南公民館5地区館合同一耕塾講演会が、こもれびの降る丘遊学館アリーナで開催。河南公民館地区館運営委員長会議議長渡邊俊夫さんの開会挨拶、第1部講演会で演題「迫りくる地震災害への備え」石巻消防署河南出張所 小泉大輔 消防係主査が行った。国や自治体が進める地震対策、一人ひとりの防災力の向上、命を守るための防災対策など準備と備えの大切さ、家具などの固定など準備、非常用品、ローリングストックによる食料備蓄。大地震と火災の関係、11月9日からの秋の火災予防運動についてお話しいただいた。第2部は石巻広域消防音楽隊のコンサートで行進曲K点を越えて、#7119の寸劇、君の瞳に恋してるなど。同副議長佐藤政治さんの閉会挨拶で終えた。自宅に戻るとあっ、雪虫、見つけた。