11月5日(火)流行

 河北新報の春秋に、高校時代に触れ、教えられ、費やしたものが後々の人生に影響したという人は多いだろう。文学や音楽、恩師、仲間、部活動…。判断に迷ったとき、壁にぶつかったときに思い出す言葉や場面が針路を示すともしびとなる。「自ら進運を開拓すべし」と宮城県石巻高校の生徒心得綱領の一節を紹介し、今月8日に創立100周年記念式典(1923年に旧制中学として開校・新型コロナウイルス禍の影響で1年先送り)について記してあった。我が母校の宮城県石巻商業高等学校は、1911年に石巻町立石巻商業補習学校として創立なので12年早い。入学して校歌を覚えたが、2番の終わりの歌詞が『盡さゞらめや国の為め 報いざらめや国の為め』当時は軍歌のように感じた。先日の同窓会でも一堂に返し合唱した。郷土史を調べていると開校時は、4番迄あったことや『盡さゞらめや国の為め 報いざらめや君の為め』だったということがわかった。いろいろな思いや意味はこの次に調査した後に。かつては両校とも山の上に並んで建っていて、その名残で定期戦が開催されていた。節目は大事だが、少子化と定員割れという現実にますます厳しさが加わってくる。理念の「進運の開拓」を抱え、これからも切磋琢磨できるよう願いたい。
 さて、大統領選は5日朝(日本時間同日夜)、東部各州から投票が始まる。民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領のどちらが勝つのか。日本時間6日午前8時から順次開票、中西部など2州から投票は日本時間5日午後7時から東部バーモント州など各州で順次、始まる。6日朝以降に投票を締め切り、即時開票されるようだ。午前中、市役所と議会事務局に寄り諸案件を処理。ランチは友人と懇談しながら楽しくいただいた。午後からは、明日から総合防災対策特別委員会なので順に処理した。自宅に戻ると今年話題になった言葉に贈られる「現代用語の基礎知識選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」の候補30語が発表されたというニュース。コメの品薄に伴って広まった「令和の米騒動」、「新紙幣」、個人向け資産形成の新たな税制優遇の仕組み「新NISA」、猫を題材としたショート動画で流行したのが「猫ミーム」米大リーグの大谷翔平選手の活躍を象徴する「50-50」などが入ったていた。また、分からない用語もあった。大賞の発表は12月2日を予定していると。

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