11月6日(水)志賀原子力発電所
朝から雨で暗い。河北新報1面は『機器トラブルは「想定外」不具合の原因も不明 女川2号機原子炉停止で東北電力』。日本経済新聞東北版にも『東北電、女川2号機の原子炉停止 運転再開の目処たたず 発送電へ安全を最優先』と報じていた。
さて、総合防災対策特別委員会行政視察で北陸電力株式会社志賀原子力発電所へ。午前7時50分に石巻駅に集合、JRを乗り継いぎ羽咋駅に午後1時32分到着。タクシーで、志賀原子力発電所。ここは、石川県羽咋郡志賀町中央部の西海岸に位置し、日本海に面している。敷地面積は、約160万㎡。 志賀原子力発電所は1号機を平成5年7月に運転を開始し、2号機を平成18年3月に運転を開始したが、2011年から1号機、2号機ともに運転を停止している。活断層の件の議論を経た後に、令和6年1月1日に発生した能登半島地震により、変圧器といった電気系統に被害を受け停止状態のままであると、志賀原子力発電所PR施設としての「アリス館志賀」で受けた。
北陸電力発電・供給設備では水力発電設備が131箇所194.0万kW(原子力発電設備1箇所189.8万kWで1号機54万kW・2号機135.8万kW)。安全対策(地震・津波に備える、電源を確保、水を確保し冷やす、放射性物質の放出・拡散を防ぐ、防災拠点の整備)と新規制基準への対応を実施。さらに令和6年能登半島地震の概要についてご説明いただいた。また、ここの館の名称は「不思議の国のアリス」からついたと。その後、シャトルバスで現場視察。午後2時50分から5時過ぎまで、志賀原子力発電所における安全対策として、世界最高水準の安全性を追求と実現のために、さらなる安全性向上を目指して不断の努力を続けていくことが、原子力事業者としての責務だと考えてい厳冬期、夜間を含め年間 400 件を超える実働訓練を継続的に実施し、改善に取り組んでいると。一層、しっかりと「信頼」され、「安心」していただけるよう不断の努力が必要だと感じた。