11月8日(金)冬冬
昨日の能登町の海はベタ凪だった。朝、ひんやりとした風に背筋がピンとなる。ホテルルートイン七尾の読売新聞編集手帳に、木枯らしは「凩」とも書き、日本で独自につくられた国字と呼ばれるものだと。さらに、「海に出て木枯帰るところなし」の名句で知られる山口誓子は「風の中に木がある。まさに木を吹き枯らす風だ」と書いていると紹介していた。東京と近畿で木枯らし1号が観測されたからで昨日は二十四節気の立冬でもあって一期に冬の到来を感じたからだ。結びに『大漢語林』に「冬冬」という熟語載っていて門をたたく音「とんとん」を意味するとあるが、みなさんのお住まいでも聞こえましたかと。能登町で「凪」を感じてる中「凩」という180度違うことがあった。何が起こるかわからない。
さて、7時15分に集合し金沢に移動。金沢駅内に観光案内が入っていて、入り口の石川県のキャラクターひゃくまんさんはじめ郷土品が展示されている。九谷焼など江戸時代に花開いた加賀百万石文化を感じる。予定通り進んでいたが、JR東北新幹線 仙台駅~新青森駅(下り)運転見合わせ 宇都宮駅で車両点検の影響で発車時刻が未定。パンダグラフの異常が原因のようで、電気系トラブルであると。何度もアナウンスがあったが、謝罪と点検中で運転再開が未定であると。ようやく、1時間7分遅れで、宇都宮駅を出発したが徐行運転で何が起こるのか本当にわからない。2時間遅れで石巻駅。到着すると地域公共交通対策特別委員会と一緒となり議会事務局職員が議会報告会の迎えと議会報告会のチラシ。お疲れ様でした。自宅に戻りたまっていた書類等の整理。