11月16日(土)事業継続
日本経済新聞データで読む地域再生に『BCP多様なリスク対応』が掲載された。災害があっても事業を続けるために、BCP(事業継続計画)を作成する動きが広がっている。自然災害に加えてサイバー攻撃や感染症などリスクの多様化が機運を高めており、8割の都道府県で作成した企業の割合が増えた。南海トラフ地震が懸念される高知県や静岡県は3割前後に達しており、自治体や企業の独自の工夫も増える。帝国データバンクが5月に実施した調査を基に都道府県別の動向を分析した。回答した全国1万1410社のBCP作成率は19.8%で、調査を始めた2016年に比べて4.3ポイントの伸びたと。東北地方でも広がっていて、5月時点でBCP策定済みの企業の割合は宮城県が22.9%で全国9位、福島県が12位だった。有事の備え方は個々の企業で濃淡があるものの、事前の準備が効果を発揮した事例も出ていると言う。
さて、葬儀告別式に早めに弔問したのちに、石巻市博物館へ。毛利コレクション特集展「アイヌ民族資料を収集する 毛利総七郎・遠藤源七と杉山寿栄男」が本日から開催(から令和7年3月9日(日)まで)。前回の第8回企画展「牡鹿柵、桃生城と海道の蝦夷の反乱-神亀元年から1300年、宝亀五年から1250年」と先日見学した東北歴史博物館の特別展「多賀城1300年」 に続いてタイムリーな特集展。毛利総七郎は、大正年間からアイヌ民族資料の収集をはじめ、昭和25年(1950)頃まで骨董商を通じて断続的に資料収集に取り組み、中でも昭和14年(1939)には、遠藤源七・杉山寿栄男とともに、アイヌ民族資料収集のため北海道旅行を敢行し、手元に優品を集め手紙のやり取りも面白い。考古学と郷土史への関心に立脚し興味深い。続いて、「石巻地区小中学校造形教育作品展」がマルホンまきあーとテラスで本日まで開催。石巻圏域(東松島市、女川町)の小中学校の生徒たちの作品で、日常の生活や風景や人物、想いに抽象的なものなどをモチーフに、児童生徒の自由な発想で表現されていた。メンズカーブスへ久しぶりに出て議会へ。正午に集合し、午後1時議場コンサート 石巻ジュニアジャズオーケストラ スウィング リバティ パイレーツの素晴らしい演奏でアンコール。終えて、4つの委員会活動内容の報告。私は、第1班(総務企画委員会) 「防災について」 「地域交通について」へ出席。司会進行役で、ご意見を頂戴した。防災意識の薄れや参加が低くくなった、防災ラジオ、避難所の指定場所の再考、危機対策、公共交通などなど貴重な意見で特に出席した市民どうしの話も出て大変良かった。お疲れ様でした。