11月21日(木)合理的配慮

 午前9時30分に石巻市広渕砂押行政区の「石巻市砂押地区の国道108号線の安全性向上に関する要望書」を市長へ4点について要望。その後、会派室で懇談と議会改革推進会議について協議。湊二丁目に『開運カフェ 貴桜一』が今月5日にオープン。ご紹介いただき早速、伺いました。ランチは、フードロスを考慮したキズや規格外の素材を活かし限定10食、まさにSDGs。加えて開運のパワースポットだと。正午過ぎに妻と合流して、平成30年11月21日に90歳を一期として旅立った義父慶壽院寳船金徳居士の七回忌。松巌寺で導師さまにご丁重に読経をいただき合掌。午後2時から「令和6年度障害理解促進研修会」が石巻市ささえあいセンター3階ささえあいホールで開催された。「障害者差別解消法と合理的配慮」のテーマで講師は宮城県障害者社会参加推進センター所長 森 正義 氏。赤ちゃん、ゆとりが持てるよう公的支援を上手に活用。改正障害者差別解消法が令和6年4月1日から、障害のある方への合理的配慮の提供が事業者へも義務付け、努力義務から法的義務化へ。ポイントは、禁止・努力義務・義務。目的は、共生する社会・環境の整備・合理的配慮。障害を理由とした不当な差別的取扱い(禁止)、合理的配慮を行うための環境の整備(努力義務)、社会的障壁の除去を目的とした合理的配慮の提供(義務)。障害者理解が変わった→障害理解の変化・障害の社会モデル・新しい「障害」理解→理解するには、誤解がある・社会の側のバリア・マイノリティが声をあげ取り組んだ結果だと。社会モデルは人権モデル。心身の機能障害と社会的障壁の相互作用→①身体障害・②知的障害・③精神障害の3障害といわれていたが、④発達障害・⑤難病を原因とする障害。社会的障壁→4つのバリア(物理的なバリア・制度的なバリア・情報にバリア・心のバリア)、障害のない人には当たり前すぎて、視覚障害者は気軽に利用できない。具体例で合理的配慮(過重な負担でなければ)。社会的障壁の除去 3つの形態(①物理的バリアへの配慮、②意思疎通・情報提供の配慮、③ルール・文化・慣行の柔軟な変更)、事例:バスの中とお通夜の風景。合理的配慮を的確に行うための環境の整備(努力義務)、環境整備(バリアフリー化、サービス・介助者等の人的支援、情報アクセシビリティの向上)、違いを理解する→集団的・事前的環境整備から個別的・事後的合理的配慮。社会的障壁(バリア)の除去。環境整備と合理的配慮は表裏一体。社会的障壁の除去を目的とした合理的配慮の提供(義務)→合理的配慮の法制化の意義(法的なルール・柔軟に臨機応変に対応する仕組みづくり、実効性を担保していなうわけではない・義務違反がある場合は懲戒処分)、合理的配慮のインパクト。合理的配慮の3要素(①障害者個人のニーズに応じて、②過重負担を伴わない範囲で、③社会的障壁を除去すること)、合理的配慮の必要性(あらゆる人々が共生社会の実現)、対話の場を設ける注意点。建設的対話→建設的対話の注意点、意思の表明を行う、合理的配慮の実際、企業で働く精神障害への配慮、精神障害や発達障害の方、「こだわり」への理解(原因・機能・評価)、もっと知りたい方のために(内閣府・文部科学省)。質疑応答。聞き取りの方法・コツは?ないが聞いてあげるという姿勢で。アンジェル症候群の例など。いろいろな事例を加えての講演、みんなで障がい者差別のまち構築に起用していきたい。その後、森下事務所に寄り渡波へ。お疲れ様

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