1月1日(水)節目

 1年の計は元旦に有り。あけましておめでとうございます。元朝参りで地蔵様から順に小積浜五十鈴神社まで参拝。本年は、巳年で乙巳(きのとみ)。60年周期の干支の中で42番目に位置し、「努力を重ね、物事を安定させていく」という意味合いを持つ年。宜しくお願いします。     
 さて、『戦後80年 「節目」の念頭に臨むこと』が河北新報社説に掲載。大きな区切りの始まりである。私たちは思慮の限りを尽くして、重要な節目に臨まなくてはなるまい。ことしは第2次世界大戦の終戦から80年。10年、30年、50年…と重ねれば重ねるほど記憶は薄れ、風化が進んでいくが、殊更に80年を強調するのには訳があると。確かに指摘している「戦後」はじつは「戦前」でもある。ウクライナや中東地域では、核保有国が核の脅かしをかけながら、人道無視の攻撃をし続ける。米国と対立する中国は核弾頭の増産を急ぎ、ロシアとの関係を強化する北挑戦は人民を犠牲に、ミサイル開発に余念がないと。節目の年に対立ではなく協調へと願いたい。
 さて、不動明王元旦祈祷のご案内でお参り。今年こそ一年間を穏やかに過ごせ、人々が豊かな暮らしができるようにと祈願し、懇談。不動明王のご真言『ノウマク サンマンダ バサラダン センダンマカロシャダヤソハタヤ ウンタラタ カンマン』お札等をいただいた。その後にイオンモール石巻編集。既に駐車場はいっぱいで駐車する場所で時間を要した。当然ながら店内もいっぱいだ。元日からと思っていたら、新春を彩るちんどん屋さんの練り歩きで、さらに賑わいが倍加してる。福袋と併せてお正月って感じがした。夕方、息子夫婦が来てさらに賑わい、オランダのお土産を食べながら写真で解説してもらった。能登半島地震の発生から、1日の元日で1年の報道も多い。日本経済新聞1面に特集、『「逆転の世界」に備えよ』は、強まる自国第一、貿易ルール瓦解だ。戦争は各地に飛び火し、ポピュリズムが台頭、自由貿易は形骸化する。世界を豊かにしてきたはずのグローバリゼーションが逆回転している。取材班は14カ国・地域に40人の記者がいる英語メディア「Nikkei Asia」とともに、「逆転の世界」をのぞいてみた。2025年、世界の危機の連鎖に備えよという。節目の年だから考え見つめなおしたい。

コメントは受け付けていません