1月13日(月)恐々
いよいよ来週20日に、トランプ次期米大統領の就任する。そのため戦々恐々としている企業や国家などの報道が多い。「米国第一」の政策を実現するため、およそ100本の大統領令に署名する予定で、国内外の企業や金融市場が最初の一手に身構える。20日の政権発足直後に署名するといわれる大統領令の中でも「関税」が凄い。中国はもとより、カナダ、メキシコ、日本企業の業績も左右する。本日の日本経済新聞春秋に、「アメリカがくしゃみをすると日本が風邪を引く」。よく使われるこの言葉は、1960年代初頭の新聞や雑誌にすでに登場している。両国の経済が密接に結びついていく時代を映した名文句だ。広い太平洋を越え、米国で起きた現象はほどなく列島を揺さぶってきた。金融や産業だけの話ではない。公民権運動など社会への異議申し立ての動きは日本の市民運動や学園紛争に影響を及ぼし、ヒッピー文化やプロテストソングの流行は70年代にかけてこの国の若者をいたく刺激した。近年は、多くの米国企業が掲げる「DEI(多様性、公平性、包摂性)」推進の活動が日本に波及している。その流れにブレーキがかかっているようだと。確かに「アメリカがくしゃみをすると日本が風邪を引く」は、良く授業で使われていた。日本は米国と経済的な関係が強く、米国経済が不調になると日本経済もつられて不調になってしまうということで現在は中国も含め両国がくしゃみをすると風邪どころか肺炎を起こしそうだと思った。
さて、日本史の調査と古代から平安までの資料を読んで必要資料を購入。我が国の文化と欧米の王国の相違を見て朝の件を思い出す。トランプ氏が米大統領に復活するまで、1週間、就任前から帝国時代を思わせるような発言を連発し、既に各国に波紋を広げている。関税hs元よりデンマーク領であるグリーンランドの購入、中米のパナマ運河の返還をトランプ氏は重ねて求め、両国に圧力をかけている。強硬に獲得へ向けて軍事力や経済力を使うことも排除しない考えを出したからだ。大国中心の世界観、日本は八紘一宇(全世界を一つの家にすること)の考えがあるが、一体どうなるのか。ランチ懇談し、夕方、自宅に戻ってから、平成22年に亡くなった祖父峯三さんの命日でお墓参り。午前中に妻が祖父が好きだったあんこ餅を供えたが既に跡形も無く食べられていた。手を合わせ、曹洞宗開祖道元禅師の言葉を顧みて合掌。『仏道をならふというは自己をならふなり』「仏教とは自分を習うこと」という意味で、「生きる喜びを知る」というのが、仏教の本質だと言っている。また、『山川大地日月星辰これ心なり』は、「大自然や宇宙を活動させているエネルギーが、そのまま自分の心(生命)である」という。つまり、”宇宙エネルギー”と”人間”は一体だと、なるほど。国際社会も一体となっていただきたい。