1月15日(水)取り組み

日本経済新聞社説に、日本の食料安全保障を確かなものにするため、水田政策を大きく転換することが必要になっている。コメの生産調整を軸にした農政からの脱却がカギを握る。農林水産省によると、2030年の農家や農業法人などの総数は20年の半分に減る見通しだ。規模を拡大しないと、約3割の農地が使われなくなる恐れがある。とりわけ深刻なのが稲作だ。高齢の兼業農家が多く、後継者がいないままで引退して水田が荒れる懸念が高まっている。食生活の変化によるコメ余りを受け、半世紀余り前から生産調整で供給量を削減してきた。だが今後は農家が減り、コメ不足に転じるリスクが潜在的にある。政府・与党は27年度以降に水田政策を見直す方向で議論している。求められるのは、稲作の衰退に歯止めをかけることだ。打つべき手は生産と販売の両面である。水田の集約を進めて、耕作放棄を防ぐ。輸出を増やして、国内市場の縮小に合わせて生産を減らすのをやめる。併せて検討すべきなのが、政策による経営支援だ。農家が減り続ける背景には収入の少なさがある。だが農家数が限度を超えて減れば、今度は米価の高騰が常態化して家計を圧迫しかねない。無条件で助成するばらまき型の支援は避けるべきだ。用水路などのインフラ維持の可能性や環境に調和した栽培方法の導入、立地による効率化の限界を考慮して、支援の是非を考えてほしいと。これまで食料自給率が先進国で5割以下なのは我が国だけ、しっかりと対応願いたい。
 さて、きょうも暖かく雨上がりで爽やかだ。睦月も15日、小積浜五十鈴神社参拝し、安寧を願った。その後、県水産漁港部で懇談。社説の続きではないが、宮城の海の危機である。いろいろ懇談した。1階では令和7年、今年初の「みやぎ水産の日」。賑わっています。山大Sustainableふれあいコンサートin石巻合庁は、宮城県石巻西高等学校(学校生徒による楽器の演奏や歌唱)曲目:ハナミズキ、瑠璃色の地球 など。水産はもとよりおむすび、新米、いなかっぺきのこ、イチゴ、福島県国見町冬の味覚「あんぽ柿」などいっぱいで購入。メンズカーブス後に同級生とランチ。午後1時30分から、第39回石巻地区2市1町特別職・管理職員等研修会がマルホンまきあーとテラス 大ホールで開催された。石巻地区広域行政事務組合理事長・石巻市長が挨拶で、JR四国社員を経て、平成11年、全国最年少の首長 27歳で徳島県川島町長に初当選。町長を2期務めた後、平成16年に川島町を含む4町村が合併し吉野川市が発足するにあたり、地方自治の探求を目的に早稲田大学大学院公共経営研究科に入学する。早稲田大学マニフェスト研究所で研究員を兼務しながら、大学院を首席で修了。現在は、早稲田大学マニフェスト研究所事務局長・早稲田大学政治経済学術院非常勤講師昭和46年生まれ(須田女川町長が47年生まれ)。講師は、中村 健 氏で演題 『”まちづくり”それぞれの役割 ~全国事例より~』。自己紹介から町長選に出て僅差で勝利し初登庁、初議会の対応。北川正恭教授の早稲田大へ。選挙開票の取り組みDX、ヌーボ菌が変える生ゴミを減らす。地域経営を実現する重要な2つの要素「地域課題をかいけrし未来を創造する戦略・政策」「戦略や政策が機能する組織・人」。該当する地域課題・該当する役所の課題。地域経営の本丸(自ら変化する柔軟性のある組織。行政現場の現状(内在的な問題)、作業と仕事とは異なる(手段と目的)。「作業が仕事」になってしまっているケース(残業での復命書)。重視したい視点は「事業を統合・廃止・縮小する」→住民福祉の向上のためには常にアップデート(住民意識や価値観の変化)-変化に抵抗がある組織風土。よく役所で見かける光景(ポスターやパンフレットの位置)。思考停止症候群という病に陥っている。30年経っても変わらない災害時の避難所(昨年の台湾地震でショック)原因はビジョンを意識できていない・目的を意識できていない・自分の使命を把握できていない。二元代表制とは「まちづくりの競争・共創」。議会改革度調査の概要(2010年に考えたこと)開かれた議会→その先。キーは住民が気がつく。「流行語2024」ふてほど、「Z世代用語」KP、飛ぶぞ、メンブレ、はにゃ?、おしゃピク、よいちょまる、あたおか、やりらふぃ-、すこ、よきまるもんざえもん。17歳で町内会長になった4年間行った事例。65%(今、オギャーと生まれた子が20歳になった時、無くなる職業)。役所への印象はミスマッチ。改革=reform、変革=transformation。AI時代になっても求められる能力-人間力。職員の「やりがい感」「達成感」を創り出す→宮崎県小林市の事例。職員提案年間10〜20件が総提案1,506件へ。市長からの回答。長野県高森町役場の事例、うちと違う・うちは関係ない、建設課×子育て支援センター(ママとの意見交換)、建設課が前のめりになってきた。直ぐできるところから早速に取り掛かった。田の部署へも波及、税務課、広報誌を住民が作成(総務課)。視点を変えて思い込み(縦割り)を破壊したら今まで以上の成果があがった。熊本県熊本市の事例、秋のクリンクリン大作戦、本来あるべき窓口や執務室の姿、報奨で片付けをしたら、市役所内に空いたスペースに戻ってこれ賃料が1千万円浮いた。お金もかけずに人も増やさずアイディアと創意工夫で快適な職場が創れた。HQ Profile 。部署内のチームワークづくりに活用。組織変革人材マネジメントはトップの使命。コミットメントを管理職以上の方々に加わってもらう。『会議決行』の組織づくりで結んだ。一旦自宅に戻り妻とお通夜へ弔問。お疲れ様でした。

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