1月17日(金)伝承

 1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災では、建物の倒壊や火災が相次ぎ、避難生活の長期化で体調を崩すなどした「災害関連死」も含めて6,434人が亡くなった。発生から30年となる神戸市中央区の公園「東遊園地」には、犠牲者を悼む灯籠が「1.17」や「よりそう」という文字のかたちに並べられ、地震が発生した午前5時46分には訪れた人たちが黙とうをささげた。同時刻、東日本大震災の被災地の石巻市はじめ宮城県内で、あわせて黙とうが行われた。合掌。NHKニュースによれば、中央区にある公園「東遊園地」で行われた追悼のつどいに、17日訪れた人はおよそ7万5,000人で、去年に比べて2万5,000人多くなった。これまで最も多かったのは震災から20年となった2015年の10万1,000人で、ことしはそれに次ぐ参加者数となったと。兵庫県内の各地で追悼行事や当時の体験を語り継ぐ会などが行われ、震災の記憶を次の世代に伝えるための取り組みが一日を通して続いた。阪神・淡路大震災の教訓をきっかけに進んだ災害対策は、住宅の耐震化など多岐にわたる一方、懸念されるのは「記憶の風化」という30年の歳月が突きつける課題だと結んでいた。
 さて、歴史シリーズの繋がりが続いて驚いている。引き寄せの連チャンだ。しっかりとアウトプットするためにインプットできるなら出来るだけチャンスをモノにしたい。葬儀告別式とお通夜へ弔問(こちらも続く)。そこでお話出来て意外な繋がりに改めて気づく。その後、「いしのまき観光大使」に、昨年12月に委嘱された東日本大震災の復興支援を続けている刺しゅう家の星野真弓さんとお会いして懇談。観光への思い「未来の金華山~The Future of the Earth」と新作など伺うことができた。金華山への奉納や広域連携での挑戦などお会いできて嬉しく光栄でした。何とか役立つように歴史と文化を観光に加えていきたい。

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