1月20日(月)大寒

 きょうは、二十四節気の大寒で、1年で最も寒いとされる期間だが、比較的に暖かい。過日、梅原猛さんの著書「日本の深層 縄文・蝦夷文化を探る」(集英社文庫)を読んだ。解説の赤坂憲雄さんが述べているように、かつて東北は文化の先進地であり、高度で大規模な縄文文化が栄えていた―。東北各地を旅しながら、日本人の深層に眠る縄文の魂を探り、原日本文化論の新たな出発点をしるすと、まさに、これから東北が脚光を浴びる時代だ。特に、梅原さんは、石巻市渡波鳥揚げ石川旅館のことがあったので、先日、宮城県東部地方振興事務所の石川佳洋所長に尋ねるとビンゴ。午前10時に記載されていた宮殿寺に寄ってみた。その後、メンズカーブスと航海者など三浦按針に関する図書を購入し市役所へ。休日明けで課題対応で各課。その後、いしのまき圏域SDGsパートナーセミナーが、石巻市ささえあいセンター3階ささえあいホールで午後2時から開催された。齋藤正美石巻市長挨拶し第1部先進事例紹介として「石巻からはじまるサーキュレーターエコノミーの取り組み」花王株式会社テクノケミカル研究所 橋本良一 氏・エコインフラ猪股賢大 氏・日本道路株式会社東北支店営業部長 金子健郎 氏ニチモウ株式会社石巻営業所長 箕澤毅 氏。アスファルト舗装、夏場耐久性不十分・課題(わだち・路面凹凸、張替え、補修・修繕工事)。PET廃材(産業用フィルム、印刷試し刷りフィルム、海洋プラ、漁網)。使用済PET製漁網(石巻から推定500〜600t、有効活用ニーズ高まる)→高耐久化剤と生まれ変わらせ、新たな循環経済を実現。社会実装進捗、共創ネットワーク、実証実験における効果試算、今後(耐久性が求められる道路、廃漁網を活用したアスファルト舗装、25年度実績化いしのまき圏域から宮城県・全国へSDGsを発信。休憩を挟んで2部SDGsカードワーク「トランスフォーマティブ」〜持続的な石巻圏域の未来を、目の前の仕事から創る〜ファシリテーター:サステナブルコミュニティ共創機構 横山泰治 代表理事だが移動。宮城県石巻合同庁舎で宮城県議会本木副議長と石巻市議会有志議員との県政懇談会に出席。本木副議長・宮城県東部地方振興事務所石川佳洋所長挨拶、総務から7部160名で石巻圏域内産業の主な現状と産業振興の方向性についてと水産漁港部須藤篤史部長から高水温による不漁対策・養殖業の高水温対策について、東部保健福祉事務所大石雅邦所長から事務所のあらましと基本方針・10の重点事業について、東部土木事務所中嶋吉則所長から事務所の目標・取組方針を伺った。その後、質疑応答で午後5時10分で終了。それにしても、管内の人口は昨年10月末で17.7万人(石巻市132,757人、東松島市37,948人、女川町5,851人)が人口推計では、令和32年には約11.7万人(石巻市86,785人、東松島市27,332人、女川町3,062人)まで減少する見込みで抜本的な特効薬や解決方法が見出せず重要な問題だ。今後も継続的に情報共有し解決方法を議論していきたい。夜になっても暖かいが、日本経済新聞社説『韓国は大統領逮捕を混乱収拾の転機に』やNHKニュース『トランプ氏大統領就任式へ 多くの大統領令署名 大幅に政策転換』と、やっぱり大寒、背筋が寒くなる感じ。

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