1月22日(水)横須賀市
連日のトランプ米国大統領のニュースが尽きない。日本経済新聞社説にも世界で当たり前だった秩序や常識が覆されつつある。そんな戦後80年の節目に4年ぶりに再登板したトランプ米大統領がどう振る舞うかは、中長期的な世界のありようを方向づける。ルールに基づく国際秩序が壊れれば、戦乱と混沌が支配する時代に逆戻りしかねない。国際社会はそれを避けるために、あらゆる手段を用いる必要がある。日本も米国の協力をどう引き出すか知恵を絞り、同志国と手を携えて世界の安定に貢献すべきだと。トランプ氏は20日の就任演説でいみじくも「常識の革命が始まる」と宣言した。「米国の黄金時代」をめざし国益を追求する「米国第一」の手法に不安がつきまとうのは確かである。落ち着くまで関税をはじめ脅威である。
さて、石巻駅前に午前8時45分に集合し一路、石巻市議会運営委員会研修視察で神奈川県横須賀市議会へ。途中、大宮駅で人身事故の関係で遅れたが、横須賀駅は時間通りとなり横須賀市役所。横須賀市は、人口約371,930人(令和6年4月1日現在)の中核市であり、神奈川県の南東、三浦半島の中央部に位置し、三方は東京湾と相模湾に面している。市域面積は100.81k㎡。大半は標高100~200mの丘陵地からなるため、緑も多く、首都圏の中にあっては、有数の豊かな自然環境に恵まれた都市である。 また、ペリー来航や日本初となる石造りのドライドックをもつ横須賀製鉄所が建設されるなど、数多くの近代化遺産が存在し、日本の近代化はこの横須賀から始まったと言われている。 なお、現市長の上地克明氏は、タレントの上地雄輔氏の父である。横須賀市議会は、議会改革度調査2023ランキングが全国総合25位であり、予算決算常任委員会の設置をはじめ、通年議会の導入や関東学院大学との包括的パートナーシップ協定のほか、毎年のように議会提出条例を制定するなど、数多くの先進的な取組が行われている議会である。 今回の視察テーマは、『予算決算常任委員会について』『議会改革の取組について(議員定数の見直し・議会報告会・政策検討会議)について』大変ボリュームの多いテーマを詳細に丁寧に、時間も大幅時間を延長して、ご教授いただいた。