1月24日(金)常道
お疲れを払拭し、爽快に起床し運動できた。連日のトランプ大統領とフジテレビの対応が朝から晩まで流れている。日本経済新聞社説も「トランプ政権の脱炭素無視は言語道断だ」と「不信を増幅させたフジの過ち」で、まったくその通りだ。トランプ米新大統領が気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」からの離脱を決め、大統領令へ署名した。再生可能エネルギーへの政府支援を大幅に縮小する一方、自国内の化石燃料を「掘って、掘って、掘りまくる」と宣言した。世界では温暖化の影響とみられる異常気象が常態化し、米国内でもハリケーンや竜巻、山火事などの災害が頻発する。中国に次ぐ世界2位の温暖化ガス排出国が脱炭素の流れを無視するのは無責任の極みと断じざるを得ない。米国の政策転換で、世界の脱炭素の動きが後退してはならない。多国間協力は正念場を迎える。日本は責任の重大さを自覚し、脱炭素機運の維持へ向けて欧州やアジアなどと連携を強めたいと。また、問題を起こした企業にメディアが追及の目を向けるのは国民の知る権利のためである。にもかかわらず、自らの不祥事の会見では映像撮影を認めず、参加も限定したのはメディアとしての社会的責任を放棄したも同然だ。経営判断のミスと言わざるを得ず、不信を増幅させたとの糾弾は免れない。SNS時代にあって、テレビも将来像を模索しているさなかである。不信をこれ以上広げないためにも、フジは問題に正面から向き合う必要があると。
さて、地域の味覚を集めた展示商談会「石巻フード見本市2025」が石巻魚市場で開催。青木会頭・市長代理工藤副市長・議長代理西條副議長が挨拶、テープカットののちにスタート。地域代表する約30社が出展し、良い商談が進みますように。移動して石巻グランドホテルへ。前会頭の浅野亨さんのお別れの会へ。喪主さんと奥様とお話ししたが、あっという間の30年。その後、市役所と会派室へ。先日の「議員定数検討特別委員会」は、議員2名減が公明、あかつき、ニュー石巻、4名減が日高見会、疾風の会は未決定で会議へ。市民クラブと無会派2名が欠席のため再度、開催すると報告があった。また、会派代表者会議について、施政方針を5日配布、13日(木)10時締め切り、13日午後3時30分からヒアリングがあるので全員参加。質疑時間は答弁含めず50分。続いて、市議会研修は、31日午後2時から議会委員会室で開催。新学校給食センター整備運営事業は、即決ではなく、委員会審議を議運で決定予定。市長専決処分の指定は、災害援護資金貸付金の償還事案の訴訟が今後、多数見込まれるため。市幹部クラス職員との懇親会3月19日午後6時から元気いちばで開催し負担1500円。その後、お通夜へ。我が家へ戻ると、日銀が昨年7月以来の利上げに踏み切った。高水準の賃上げが続きそうなほか、米新政権の発足で市場が混乱する事態もひとまず避けられたためだ。今後も経済・物価情勢が想定どおりなら、利上げを続ける姿勢を改めて示したと0.5%という新たな政策金利は17年ぶりの水準であり、これを超える金利は、ここ30年経験していない。これまで以上に利上げの戦略を精緻に練り、市場への対話を丁寧に進めるよう求めたいと。