1月25日(土)おもてなし
石巻市博物館で第10回企画展「みちのくの金と金華山」開場式に出席。ご挨拶とテーマカットを終えて学芸員の方々にご説明いただいた。日本遺産「みちのくGOLD浪漫-黄金の国ジパング、産金はじまりの地をたどる-」は、時代とともに幾重にも結びつき、独自の文化や信仰、産業へと昇華した“金”を中心とするストーリーを石巻の視点からひもとく。石巻をはじめ「みちのくGOLD浪漫」の構成市町は、平泉藤原氏、葛西氏、伊達氏の支配領域に包摂され、現在に至るまで “金”に関する歴史・文化・信仰を積み重ねてきた。1つ目のテーマ「産金」では、「産金のはじまり」である黄金山産金遺跡、平泉藤原氏や葛西氏とともにあった「中世みちのくの黄金文化」、伊達政宗の時代に旧葛西領で進められた「仙台藩の金山経営」、近代の「みちのくのゴールドラッシュ」を取り上げる。2つ目のテーマは「金華山」。江戸時代以来、“金”を求める人びとの間で金華山詣が流行した。江戸時代の紀行文や絵画資料から、金華山をめぐる人びとの信仰や文化をひもとき、現在まで続く「みちのくGOLD浪漫」を紹介している。移動し、「萬画の国・いしのまき」石ノ森萬画館第95回特別企画展サイボーグ009展-9 characters-が本日から4月6日(日)まで開催。何と石ノ森章太郎の代表作『サイボーグ009』が2024年7月に誕生60周年を迎えた。この展覧会では「サイボーグ009」こと「島村ジョー」をはじめ9人のサイボーグ戦士たち一人ひとりに焦点をあてたブースを設け、個性溢れるキャラクターたちの様々なエピソードをパネルや貴重な原画と共に紹介している。懐かしさと時代と共に変化する楽しみがあった。旧観慶丸商店常設展で「北上川スケッチ紀行」。変わりゆく石巻の風景を描き続けた浅井元義さんの作品が展示。第7期は、2001年に刊行された『浅井元義スケッチ石巻6 北上川スケッチ紀行』より、岩手県内を流れる北上川を描いた作品を20点展示で、石巻から北上川を遡上し源泉まで風景にふるさとの温かな訛りが感じ取れた。石巻まちの本棚に寄って、石巻市中心部の誘客やにぎわい創出を図ろうと、中央アイトピア通りの空き店舗に25日、「レプリカ美術館」が開館。江戸時代中期の絵師・伊藤若冲が描いた「動植綵絵」の複製画全30点を展示して街なかの空き店舗誘客とにぎわい創出にアプローチ。かつて、石巻商工会議所の青木八州会頭から東海道五十三次の絵で盛り上げてはと伺ったことがあった。先ずは、動くことが重要だ。桃生IC近くのOASIS B&Bでランチ、2025新年おもてなしツアーで午後1時30分から日高見神社参拝。大和宮司さんからお話しいただき、ヤマト朝廷からこの地方に伊勢津彦尊が居住しており、高皇産霊神の子孫天日別尊に亡ぼされる。尊はそれを皇孫に奉ったとあり、神武天皇の御世に天日別尊を祀って日高見宮としたと伝えられる。景行天皇25年、勅を奉じて武内宿禰が北陸及び東国を巡察、同27年帰朝して奏言するに「東夷に日高見の国あり、人勇敢にして土地沃穣なり撃って取る可し」とあり、同40年、皇子日本武尊は上総から海路陸奥に入り竹水門(七ヶ浜塩釜港附近)から日高見の国に到り賊を平定したとされている。この時、尊は武運を祈願し、皇祖天照大神を祀って日高見神社が建立されたと伝えられる。続日本記には、宝亀11年(780)「百済王俊哲等が賊に囲まれ桃生白河等の郡神十一社に祈る」の項に日高見神社の社名がありそれが初見とされている。桓武天皇の延暦21年(802)正五位上勲五等に叙し、続いて三代実録の貞観元年(859)「陸奥国日高見水神に従四位下を授く」とあるので、往古は北上川の水神を祀った社とも言われている。第70代後冷泉天皇の康平暦年中、源義家が安倍貞任討伐(前9年の役)の折、神殿を造営して日本武尊、武内宿禰を併祀し、祭田を寄進したとされている。社殿左右に祀る日本武尊、武内宿禰尊の二神像は寛永年間に造られたものである。私からもお話しさせていただき、続きは午後6時からの海彦山彦あけぼの店で盛り上がる。お疲れ様でした