1月26日(日)魅入られて

 日本経済新聞「NIKKEI The STYLE」の特集は「文字に魅入られて」。明治時代に始まった活字印刷。紙からデジタルへと時代が移るなか、人と文字の関係がどう変化するのか、探る。本を読むにもメールを書くにも、文字はいつもそこにある。日本で活字印刷が本格的に始まった明治の初めから、文字作りを担ったのは無名の作り手だった。金属の活字にもパソコンのフォントにも、その奥に肉筆の気配が潜んでいる。今、時代は紙からデジタルへ。目に映る文字の美しさ、読みやすさの基準が変わり、人と文字との関係も揺れ始めたと。そして、「文字の霊などというものが、一体、あるものか、どうか」中島敦(文字禍)。不思議と夕方、言霊と数霊の話題が出た。おもてなしではないが、神道では表裏一体のものとされている。興味深い。
 さて、急遽、アメリカから従姉妹と叔父が来た。従姉妹はワシントンD.C.の近くからの来日だが、40年前にロサンゼルスに住んでいた頃、妻と一緒に新婚旅行でお邪魔してラスベガス・サンタモニカなどご案内いただき大変お世話になった。旦那さんが昨年亡くなって思いも一層だった。その後、「ありのままの心で True Light展」が「く・ら・ら美術館」と「土音」で開催を見学。完成豊かな作品がいっぱいでウルウル。その後、お昼まで「石巻防災・震災伝承のつどい-ともに語ろう ふるさと・命・未来-」が石巻市蛇田公民館で開催。石森会長と偶然、一緒に見学。一人でも多くの方に防災や震災伝承活動を知っていいただき、市民の防災意識を高めてもらうと共に、次世代を含めた防災活動者・伝承活動者の顔の見える関係性を構築し、継続的な活動を支援することを目的に行われている。開会式、オープニング演奏 石巻広域消防音楽隊や基調講演「能登半島地震から1年 改めて避難所環境について考える」能登半島地震支援 ボランティアバス事業活動報告など。伊達武将隊トークライブや屋内・屋外ブースでは消防、自衛隊、JAF車両展示、防災、震災伝承活動団体等パネル展示、キッチンカー出店など盛りだくさん。しっかりと自分の事として防災・減災に役立てたい。気仙沼へ移動し遅めのランチを割烹世界でいただきマコモ龍宮城へ。マコモ風呂と株式会社リバーヴ小野寺光広社長のお話しも伺い身体智が充実でした。ありがとうございました。

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