1月28日(火)伊東市
昨年10月26日にリニューアルオープンした宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)。慶長遣欧使節の勇気と知恵を伝えるためのガレオン船サン・ファン・バウティスタ号復元船(4分の1)。船は、慶長18年(1613)に月浦を出帆。日本初のガレオン船は慶長12年(1607)にサン・ブエナ・ベントゥーラ号(120トン)が徳川家康の命令でウィリアム・アダムス(三浦按針)によって伊東市で建造。きょうは、サン・ファン館の平川新 館長さん同行で伊東市に視察。昨日まで読んだ本と平川館長(東北大名誉教授)著書を新幹線で復習。午後1時30分から、サン・ファン館 平川新 館長さん同行で伊東市長 小野達也 市長さんと(株)岡村造船場 岡村宗一 取締役会長、伊東市議会 虫明弘雄 議員とガリオン船繋がりで懇談。発展的に連携を図っていきたい。午後2時から静岡県伊東市視察、テーマ 『地域資源を生かした観光戦略とインバウンド対応について』。 太平洋に突き出し、温暖な気候に恵まれた伊豆半島の東の玄関口に位置する伊東市は、市域の44.7%が国立公園区域に指定されている。 後ろには急崚な天城山系が迫り、前には紺碧の相模湾、南になだらかな高原が広がり、風光明媚な国際観光温泉文化都市として、1年を通じてたくさんの観光客が訪れている。 人口が約64,438人、面積が124.02㎢。伊東市は、令和6年度から令和10年度までの5年間を計画期間とした第4次伊東市観光基本計画を策定し、観光地としてのブランディング、「量」から「質」への転換、インバウンド市場の開拓、効果的な情報発信、持続可能な観光地域づくりへの全市的対応、交通手段の充実といった6つの課題に取り組んでいる。インバウンド観光の推進の観点から、外国人観光客宿泊者数を、2028年度目標で2022年実績の約50倍となる150,000人を目指す。目指す姿を『思い出を紡ぐまち 伊東〜訪れる方に それぞれの物語を〜』。基本方針の3本柱①観光動向(分析・情報発信の強化、②新しい観光スタイルへの対応・市場の開拓、③持続可能観光地域づくり。地区別 宇佐美地区(伊東市街地区、南部地区(伊豆高原)、伊東市の観光施策)観光政策は(健康保養地づくり事業、地域活性化事業、観光イベント開催事業、観光情報発信事業、観光宣伝事業、観光宣伝補助事業、シティプロモーション事業、観光施設維持管理・整備事業 、花咲く伊東整備事業、ジオパーク推進事業、都市公演維持管理・整備事業)。伊東市の観光イベント(春夏秋冬)。伊東市の地域資源を活用した観光振興に質疑応答午後4時で終了。
午後4時から伊東按針会の武智幹夫会長・水口進吾さん外も皆さまに日本初洋式帆船建造の地から御案内をいただき伊東温泉観光・文化施設 東海館(旧木造建築の旅館)。伊東観光協会村田充康専務理事にご挨拶いただき、ご説明いただいた。東海館は昭和3年に庶民の温泉宿として開業し、沢山の方々に親しまれから1997年(平成9年)まで大いに賑わったと。当時のお金で4円(現在では15,000円位)。1階から3階、さらに四方を見渡せる望桜室へ。途中の部屋も面白い。三浦按針の部屋もあって藤田浩一さんにご説明いただき、石巻コーナーもあり、ありがとうございました。