3月21日(金)モード
先日、中学時代の恩師が定年を迎え昔の教え子で祝いの席を設けた。駆け出し教師だった当時、力を注いでいたことを尋ねるとこういう答えだった。「学級運営や授業。スポーツ系の部活顧問。警察署で捕まった生徒の引き取りと指導。それが3分の1ずつだったかな」。生徒間の暴力は茶飯事で、後に知ったが学力は都内で最低クラス。そんな土地で育ったせいか、わかるなあと感じつつ「ヒルビリー・エレジー」を読んだ。米国の副大統、バンス氏が無名時代に書いた回想録で、題の直訳は「田舎者の哀歌」。ラストベルトの空気が手に取るように伝わってくると。恩師の話や分断と関税で産業を守る政策へと展開で共感するところも多い。
さて、河北新報県内版に『石巻市長選に元市議の青木氏が立候補を検討』の記事。本日午前9時から、石巻市長選挙及び石巻市議会議員補欠選挙の立候補予定者説明会が防災センター2階 多目的ホールで開催、また、石巻警察署の管内では、いずれも4月20日告示27日投票で、石巻市と東松島市の市長選挙と石巻市議会議員の補欠選挙、東松島市議会議員選挙の4つの選挙が行われるので、本日、石巻警察署の玄関前には選挙違反取締本部と書かれた看板が取り付けられた。告示まで1ヵ月を切ったので選挙戦モードになるかだが、あまり話題になっていない。市役所に入ると、話題となっていたのは本日、石卷市、石巻地方広域水道企業団及び石巻地区広域行政事務組合、消防本部の令和7年4月1日付け人事異動の内示が行われた件だ。石巻市役所の部長級6人、次長級15人、課長級47人異動などの話題だけで、確かに目立った動きが無いというより少ない。